前回、「サックスのソロ演奏がイカしてる曲」特集を企画しましたが、皆さんの思いも様々だったと思います。
「もっと良い曲がいろいろあるよ」という思いもあるでしょうが、今回は、曲の格調がぐっと高まるピアノのソロ演奏が聴ける曲を集めてみました(^^♪
- その超絶技法は、リスト級! ”Supertramp” : “School”
- 本職ですが、外すわけにはいきません。 ”Bruce Hornsby” : “The Way It Is”
- お洒落すぎる! ”Basia” : “Time and Tide”
- シンプルだからこそ心に響く! ”Sade” : “Kiss of Life”
- 一瞬で虜になる魅惑のフレーズ! ”Roxy Music” : “She Sells”
- “Bloody Tourist”以降も健在のメロディー・ライン ”10cc” : “Lying Here With You”
- XTC!のマジカル・ミステリー・・・ ”XTC” : “The Meeting Place”
- ギターだけじゃない! ”U2″ : “New Years Day”
- 一瞬で虜になる魅惑のフレーズ! ”The Style Council” : “Shout To The Top”
- 壮大で美しい旋律! ”Simple Minds” : “Alive And Kicking”
- Spotify プレイリストで聴いてみましょう(^^♪
その超絶技法は、リスト級! ”Supertramp” : “School”
その超絶テクニックは、現代の「ラ・カンパネラ」です。
“Supertramp”と言えば、”Breakfast in America”が連想されますが、その前作の”Crime of Century”も問題作が目白押しです。
その中でも、アルバムの冒頭を飾るこの”School”は、圧巻です。
ピアノのソロ部分では、思わずトリップしてしまいそうなぐらい美しい旋律です。
本職ですが、外すわけにはいきません。 ”Bruce Hornsby” : “The Way It Is”
前奏からすごいものを聴かせてくれます。
ピアノの前奏に続く、ドラムスもしびれるぐらいにカッコいいですね。
ピアノ職人に、この特集は失礼かも知れませんが、この企画にははずせない一曲です。
お洒落すぎる! ”Basia” : “Time and Tide”
これほど、スマートでお洒落にピアノを絡めてくるバンドもそうそういないでしょう。
エンディング近くのサックスのソロもきまっています。
「サックスのソロ演奏がイカしている」特集にノミネートしてもよかったぐらいです。
シンプルだからこそ心に響く! ”Sade” : “Kiss of Life”
ピアノ・ソロと言っても、「単なる前奏じゃん」とおっしゃる方もいるかと思いますが、この前奏部分で勝負ありと思いませんか。
無駄な部分をどんどん削ぎ落として、ますますシンプルな音になっていく”Sade”の音楽ですが、「ジャズ」や「ポップス」というジャンルではなく、「シャーデー」というジャンルだと豪語するように、独自の音楽観を創りだしています。
一瞬で虜になる魅惑のフレーズ! ”Roxy Music” : “She Sells”
こちらも「単なる前奏じゃん」と言われても仕方ありませんが、それでも、この数秒のフレーズに一瞬で魅了されてしまうはずです。
収録アルバム”Siren”の人魚の歌声よろしく、あなたはこのメロディーの虜になってしまうことでしょう。
曲調ががらりと変わるエンディングもまた、この曲の魅力のひとつです。
“Bloody Tourist”以降も健在のメロディー・ライン ”10cc” : “Lying Here With You”
“10cc”は、”Bloody Tourist”で終わったバンドだと思っていませんか。
この”Lying Here With You”が収録されているアルバム”Ten Out of Ten”には、あの名曲”I’m Not in Love”にも匹敵する極上のメロディーが並んでいます。
その中でもひときわ美しいピアノのメロディーを聴かせてくれるのがこの”Lying Here With You”です。
“Eric Stewart”の甘く切ない歌声とともに堪能してください。
XTC!のマジカル・ミステリー・・・ ”XTC” : “The Meeting Place”
“XTC”の6作目のアルバム”Murmmer”に収録された”Wonderland”の幻想的な世界観を引きずるようにして、アルバム”Skylarking”の冒頭の3連発の最後を飾るのがこの曲”The Meeting Place”です。
“The Beatles”の”Magical Mystery Tour”の野外での演奏が目に浮かぶようなピアノの演奏です。
ギターだけじゃない! ”U2″ : “New Years Day”
キレキレのギター・サウンドが持ち味の”U2″のギター・リスト”The Edge”が、ピアノを弾きます。
一体どんなサウンドなのでしょうか?
「切れてないっすよ!」
案外普通の音でした。
ただ、この緊張感漂う他の楽器の重厚なサウンドに、ひときわ光があたるピアノの音色です。
一瞬で虜になる魅惑のフレーズ! ”The Style Council” : “Shout To The Top”
別にソロのパートがあるわけではありませんが、曲全体を通してピアノのプレイがカッコいいので、ついノミネートしてしまいました。
曲の方もタイトでカッコいいですが、それにしても、涼しい顔をして歌っている”Paul Weller”とは対象的に、ピアノを演奏している”Mick Talbpt”の運動量は尋常じゃないですね。
これほどの汗かきピアニストはそうそういないでしょう。
壮大で美しい旋律! ”Simple Minds” : “Alive And Kicking”
“Simple Minds”と言えば、あの儚いほど美しい旋律の”Someone Somewhere (In Summertime”が印象的でした。
あの頃のサウンドに比べて、この曲”Alive And Kicking”が収録されているアルバム”Once Upon a Time”の頃の音はずいぶんと力強いものになってきたと実感します。
壮大な曲の間奏に、甘美のメロディーのピアノの旋律が際立っています。
Spotify プレイリストで聴いてみましょう(^^♪
下記の画面から再生ボタンをタップするとSpotifyのプレイリストでご紹介した曲を聴くことができます。
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