ブログアフィリエイトで稼ぎたいけど、どの分野で稼いだらいいのかわからないと悩んでいるひとも多いと思いますが、『ニッチ市場を狙え！』というようになるべく競合が少ない分野を選ぶべきだという意見が大半だと思います。
しかし、今後はニッチ市場をさらに分割した『超ニッチ市場』を目指す必要があります。その理由をこれから説明していきたいと思います。
ニッチ市場には大手企業も参入し始めている！
インターネットビジネスに限らず、需要がある程度見込めるビジネスには必ず大手企業が参入してきます。
例えば、郊外方の大型ショッピングモールの出現は駅前の商店街をシャッター通りに変えてしまいました。
これだけ成長が見込まれるインターネットビジネスに大手企業が参入しない方が不自然と言えるでしょう。
よく大手企業は、総合的な品揃えを追求するので、我々個人でアフィリエイトビジネスをしている者は『ニッチ市場を狙って、大手企業との競争を避けましょう』という言葉を目にします。
しかし、大手企業もニッチ市場を狙っています。しかも、潤沢な資金を使ってニッチ市場を各個撃破していく戦略を取っているのです。
インターネットビジネスの先進国であるアメリカでは、大手企業がニッチ市場に参入するにあたり競合分析を緻密に行っています。中には競合企業のコピーライターやアフィリエイターを自社に引き抜くような戦術をとる企業もあると言います。この流れは数年先にはきっとわが国にも押し寄せてくるはずです。
ですから、『ニッチ市場』と言っても、私たちが今まで想像してきた以上の『超ニッチ市場』で勝負する他ないのです。
どの分野のニッチ市場に参入したらいいのか！
ではどのような分野のニッチ市場に参入したらよいのかということですが、従来の参入分野の選定方法はちょっと危険が潜んでいます。
まず、ニッチ市場を探す方法として、オフラインでは本屋の店頭で平積みされているコーナーとか、雑誌の記事を見て話題になっているものを探せとか、オンラインでは『Amazon』や『楽天』の『売れ筋情報』を見ろなどと言っています。
そして、オフラインでもオンラインでもいろいろ調査した結果話題となる流行りの商品やトピックを抜き出し、キーワードリサーチをしてキーワードからサブキーワードを派生させ、検索ボリュームから稼げそうなニッチ市場を選ぶといようなプロセスを経るのではないでしょうか。
しかし、この方法は『稼げそうな』なという基準しかなく、常に商品やそのターゲットとなる購買層はその時に売れそうなという条件に左右されるため、あなたのコンテンツの方向性は定まらず一貫性のないものになってしまいます。仮に、商品の種類を絞ったとしても、話題の商品、売れている商品を追いかけていたのでは、あなたのコンテンツは訪問者に何を訴えたいのかわからないでしょう。
好きな分野、趣味の分野に参入したらいいのか！
『好きな分野のことをブログの記事に書いて稼ぐ』という一見理想的な方法を提案するひともいますが、これは２つの面から危険なことです。
１つは、いくらあなたが好きな分野でもその市場自体に需要がないかも知れないからです。需要がないというのは、仮にあなたの記事が狙ったキーワードで上位表示されたとしても、そのキーワードで検索するひとがほとんどいないという場合や、検索するひとが多くてもお金を消費することが少ない分野の市場の場合です。
２つめは、いくらあなたが好きな分野の市場と言えでも、今後は大手企業と勝負しなければいけません。好きなだけでは、その市場に参入する前に念入りに競合分析している企業には歯が立ちません。好きである以上にこの分野ならだれにも負けないというぐらいの『強み』がないといけません。もちろん、好きなことですからその分野の知識を一生懸命勉強して、いろいろ自分で体験して、知識・経験・技能を高めていくことはできるでしょう。
いずれにしても、ちまたにあふれる『この商品は儲かりそう！』という情報に踊らされずに、自分が勝負できる分野で知識・経験・技能を積み重ね、その情報を発信することで、あなたのブログに訪問してくれたひとに価値を提供することが大事なことです。
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