アーティスト別にお届けしている「おすすめランキング」、今回のアーティストは、”Garbage”(ガービッジ)です。
“The Smashing Pumpkins”(スマッシング・パンプキンズ)や”Nirvana”(ニルヴァーナ)のプロデュースを手掛けた敏腕プロデューサーの”Butch Vig”を中心に結成されたバンドです。
重厚なサウンドと、時にはキャッチーなメロディにのせて、”Shirley Manson”が変幻自在の歌声を聴かせてくれます。
第10位:”Fix Me Now”
500万枚の売り上げを記録したデビュー・アルバム”G:(Garbage)”の収録曲です。
“Queer”、”Only Happy When It Rains”、”Stupid Girl”、”Milk”と次々とヒットを飛ばす中で、ランク・インしたのは、私のお気に入りは、”Fix Me Now”です。
重厚なサウンドが持ち味の”Garbage”ですが、この曲のような美しいメロディーも魅力のひとつです。
第9位:”You Look So Fine”
セカンド・アルバム、その名も”Version2.0″の収録曲です。
激しいサウンドが売りの”Garbage”ですが、ときには、このような、はっとするような美しい曲を作るので油断なりません。
“Shirley Manson”の曲調に合わせた適応力には感心させられます。
第8位:”Bleed Like Me”
4作目のアルバム”Bleed Like Me”の表題曲です。
5作目のアルバム”Not Your Kind of People”の表題曲もそうですが、緩やかなテンポの曲をアルバムの表題曲に選ぶところから、彼らの音楽の幅を感じることができます。
第7位:”Temptation Waits”
再び、”Version2.0″の収録曲です。
このセカンド・アルバムから、”Garbage”の楽曲の質はかなりバージョン・アップされました。
オープニングを飾るこの曲”Temptation Waits”のサビの部分を聴けば一目瞭然です。
第6位:”Blood for Poppies”
5作目のアルバム”Not Your Kind of People”の収録曲です。
メンバー全員がギター・リストというだけあって、この曲”Blood for Poppies”の前奏も重厚でいい味だしていますね。
途中で曲調ががらりと変わるところも、あの問題作”Androgyny”を彷彿させます。
第5位:”Happy Home”
アルバム”Bleed Like Me”の郷愁を誘うラスト・ナンバーです。
曲の前半は、”Shirley Manson”が淡々と歌い始めるのですが、曲の後半にかけて次第に盛り上がりをみせ、ギターの音も厚みを加えていきます。
第4位:”Cherry Lips”
アルバム”Beautifulgarbage”に収録されている曲です。
曲のタイトル通り、とてもキュートな曲調で、”Shirley Manson”の歌声はまるでキャンディー・ポップのアイドル並です。
キャッチーなメロディーに思わずウキウキする気持ちを抑えきれません。
第3位:”Andogyny”
続いてこちらも、アルバム”Beautifulgarbage”に収録されている曲で、アルバムのハイライトとなっています。
この曲”Andogyny”扱っているテーマは、曲名ずばり「両性具有」です。
“Garbage”の曲のテーマは、重厚なサウンド以上に重い社会的な問題を扱ったものが多いです。
テーマ同様、楽曲も単なるポップ・ソングの域を超えた芸術性の高い創造性豊かな曲です。
第2位:”Special”
アルバム”Version2.0″で、この曲”Special”によりバージョン・アップの凄さをみせつけてくれました。
秀でた楽曲と爽やかなギターの音により、爽快感が駆け抜けていきます。
ときには、キャンディー・ポップを歌うような甘い歌声の”Shirley Manson”が、この曲では、完全に”The Pretenders”の”Chrissie Hynde”になりきっています。
まさに変幻自在のシンガーです。
第1位:”When I Grow Up”
アルバム”Version2.0″からの曲です。
第2位の”Special”との二枚看板はあまりに強力です。
今回のバージョン・アップで本当に、楽曲の向上が光ります。
曲の起動直後に、もうノック・アウトです。
立ち上がりも高速です。
シャットダウン直前まで、絶好調です。
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