アーティスト別にお届けしている「おすすめランキング」、今回のアーティストは、”Hall & Oates”(ホール&オーツ)です。
世界最高峰のデュオで、2人のハーモニーは、天下一品です♫
また、曲作りにおいても定評があり、スマッシュ・ヒットを連発しています。
皆さんにも、お馴染みにの曲がたくさんランキングされているはずです。
第10位:”Every Time You Go Away”
アルバム”Voice”に収録されている”Every Time You Go Away”です。
アルバムのタイトル通り、”Voice”「歌声」に重点が置かれているアルバムです。
前作の”X-Static”で、モダンな音が作り出して、大成功をおさめた”Hall & Oates”の2人でしたが、やはりデュオの命は、2人の歌声のハーモニーであることが再認識させられるアルバム”Voice”です。
(アルバムの邦題は、「モダン・ボイス」でした。「モダン」という余計な修飾後がついています。前作の”X-Static”のようなモダンな音は極力排除して、2人の歌声にフォーカスしたアルバムなのに・・・)
そして、この曲”Every Time You Go Away”は、”Paul Young”がカバーして、再びヒットしました。
第9位:”When The Morning Comes”
アルバム”Abandoned Luncheonette”からの一曲です。
“Hall & Oates”が大ブレークする前のアルバムなので、あまりご存知ない方も多いと思います。
この頃の”Hall & Oates”の曲は、素朴で哀愁が漂う感じの曲が多かった印象です。
そのことが、彼らの歌声が、そして、2人のハーモニーがより魅力的に感じられた要因だと思います。
第8位:”It’s a Laugh”
“Hall & Oates”がブレイクする寸前のアルバム”Along the Red Ledge” に収録されている”It’s a Laugh”です。
このあたりから、彼らが作り出す楽曲が一皮むけて、メガ・ヒットが生まれる構図が出来上がってきたように感じます。
“Hall & Oates”快進撃のカウント・ダウンがいよいよ始まりました。
第7位:”Maneater”
アルバム”H2O”からのヒット曲”Maneater”です。
曲のタイトルは恐ろしいですが、キャッチーな楽曲は、”Hall & Oates”が、リリースした曲は、ことごとく大ヒットするのもうなずけます。
特に、サックスのソロがイカしています。
第6位:”Las Vegas turnaround”
またまた、アルバム”Abandoned Luncheonette”からの一曲です。
ほんわかした曲で、私たちが”Las Vegas”と聞いて思い浮かべる印象とは異なる感じがします。
それでも、このアルバム”Abandoned Luncheonette”は、大ブレイクする前の”Hall & Oates”のデュオとしての魅力にあふれたアルバムだと思います。
第5位:”Out of Touch”
アルバム”Big Bam Boom”に収録され、大ヒットとした”Out of Touch”です。
「そりゃ~大ヒットするはずだよね。これだけいい曲作ったら」というのが、素直な感想です。
もう、デュオだの、2人のハーモニーとか言っている場合じゃないかも知れません。
第4位:”You’ve Lost That Loving Feeling”
アルバム”Voice”からの一曲です。
John Oates”の渋い歌声で始まり、高音の”Daryl Hall”の歌声がつなぎ、やがて2人の歌声の掛け合いが始まるという、デュオ”Hall & Oates”ファンには、こたえられない展開です。
やっぱり、”Hall & Oates”は、こうでなくっちゃ。
第3位:”Private Eyes”
収録されているアルバムも同タイトルの”Private Eyes”です。
ギターの前奏が、印象的で一度聴いたら忘れないフレーズです
楽曲の出来も素晴らしく、”Daryl Hall”の甘いハイ・トーン・ボイスが曲調にマッチした好楽曲です。
第2位:”Kiss on My List”
一押しのアルバム”Voice”のハイライト曲です。
曲の出来になんら不満はありませんが、”Daryl Hall”のボーカルが全面に出て、”John Oates”が、おまけのように思えるのが、ちょっと気がかりです。
(この傾向は、今後ますます強くなってきているような気がします)
それでも、この曲”Kiss on My List”の楽曲としての魅力や、Hall & Oates”のアーティストとしての魅力が、薄れるということはありません。
第1位:”Wait for Me”
アルバム”X-Static”に収録されている曲です。
この曲”Wait for Me”の大ヒットがきっかけで、”Hall & Oates”のメガ・ヒット快進撃が始まるのです。
アルバム”X-Static”は、邦題は、「モダン・ポップ」で、この”Wait for Me”をはじめとし、たくさんのモダンな楽曲が収録されていました。
そう言う意味では、よくアルバムの内容を表した邦題だったと思います。
これから始まる洋楽黄金期の先駆けとなるアルバムだっとのではないでしょうか。
番外編
“Hall & Oates”のメガ・ヒットばかりを聴いてきた世代には、わからないかも知れませんが、リアルタイムで聴いてきた我々の世代では、”Hall & Oates”と言えば、”Sara Smile”か”Rich Girl”でした。
人知れず、こっそり聴いていた”Hall & Oates”でしたが、いつの間にかあれよあれよという間に、ビッグ・アーティストとなってしまいました。
その”Rich Girl”ですが、アルバムは、”Bigger Than Both of Us”で、直訳すると「我々2人よりも大きなもの」という意味です。
(アルバムの邦題は、「ロックン・ソウル」でした)
このアルバムがでた当時は、「我々2人よりも大きなもの」は、いろいろあったでしょうが、今となっては、そうそうないのではないでしょうか。
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