アーティスト別にお届けしている「おすすめランキング」、今回のアーティストは、”Heaven17″(ヘブン17)です。
“Human League”「ヒューマン・リーグ」を脱退した”Ian Craig Marsh”と”Martyn Ware” が結成したユニットが”Heaven17″ です。
それまで、実験的な音楽を追求していた”Human League”ですが、残ったメンバーのひとり”Philip Oakey”が、新生”Human League”として大衆化路線を歩む一方で、”Heaven17″は、玄人好みのダンサンブルでお洒落なエレクトリック・サウンドを追求してきました。
第10位:”Temptation”
アルバム”The Luxury Gap”に収録されている曲です。
お洒落で、ダンサンブルな曲が多い”Heaven17″ですが、この曲”Temptation”は、とにかく熱い一曲です。
女性バック・ボーカルが、ファンキーな音に負けずに熱いです。
第9位:”If I Were You”
エレクトリックな要素があまり強調されなくなり、普遍的な、ロック・ミュージックへのアプローチが、特徴的なアルバム”Pleasure One”からの一曲です。
“If I Were You”、どこか懐かしいメロディーが郷愁を感じます。
第8位:”Sunset Now”
スタイリッシュで粋な、3作目のアルバム”How Men Are”からの一曲です。
“Temptation”のエネルギッシュな女性バック・ボーカルとは、違った華やかな女性コーラスが彩りを添えています。
第7位:”Contenders”
再び、アルバム”Pleasure One”の収録曲です。
エレクトリックで、カッコいい”Heaven17″でしたが、エレクトリックな要素がだんだん薄れてきて、カッコよさだけが残りました。
軽快なこの曲”Contenders”は、まさに、玄人好みの渋い一曲です。
第6位:”This is Mine”
ブラス・セッションも加わった華やかな一曲”This is Mine”は、アルバム”How Men Are”に収録されています。
前作”The Luxury Gap”や、前々作”Penthouse and Pavement”の軽快なリズムに、優雅なメロディーがのっかたラクジュアリーなナンバーです。
第5位:”Flamedown”
こちらも、アルバム”How Men Are”に収録された、粋なナンバー”Flamedown”です。
アルバム全体が、粋な仕上がりをみせているのも、このアルバム”How Men Are”のアルバム・ジャケットのメンバーの3人の出で立ちをみれば想像できるでしょう。
第4位:”Penthouse And Pavement”
“Heaven17″のデビュー・アルバム”Penthouse And Pavement”の表題曲です。
彼らの初期のダンサンブルで、あまりにもカッコいいリズムを象徴するような曲です。
小躍りしたくなるほどの軽快なリズムですが、あまりのテンポのよさに足を絡ませそうです。
第3位:”Play To Win”
こちらも、デビュー・アルバム”Penthouse And Pavement”の収録曲です。
リズムのキレ具合がすごいですね。
すさまじいパーカションの刻み具合は、”B.E.F”(British Electric Foundation)の研究成果のたまものです。
とても、「ニャンピューター」なしでは、なしえない技です。
第2位:”Trouble”
アルバム”Pleasure One”からの一曲です。
楽曲自体が、本当に素晴らしい曲です。
ギターのカッティングが、イカしてます。
第1位:”Let Me Go”
アルバム”The Luxury Gap”の収録曲です。
ボーカルの”Glenn Gregory”の”Throat Voice”のカッコよさが、もっとも、発揮されている曲ではないでしょうか。
番外編
メドレーもOKなら、この曲”heaven 17 megamix”が断然おすすめです。
“SO80S PRESENTS HEAVEN 17″というアルバムに収録されています。
“This is Mine”から始まり、”Crushed By the Wheels of Industry”や”The Height Of The Fighting”など初期のアルバム2作の曲をRimixバージョンで、メドレー形式でつないでいます。
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