もし、食事の内容や温浴設備など付帯設備のサービス水準が同等だったら客室10室のリゾートホテルと客室200室のリゾートホテルではどちらの方が贅沢な気分を味わえると思いますか!?
両方のリゾートホテルに宿泊した体験から、結論から申し上げますと『客室10室』のリゾートホテルの方が断然贅沢な気分を味わえたと感じます。
今からその理由を説明しますね(^^♪
豪華な食事!でも200人が同じものを食べていると考えたら・・・
まず、客室200室の大型リゾートホテルに泊まった時の話をします(実際には187室)。このリゾートホテルは国内最大のリゾートホテルチェーンで、その中でもグレードの高いクラスのホテルでした。
さすがに、食事の内容も豪華で『湯河原』という温泉地だけあって温泉施設もとても満足のいくものでした。
おそらく、ここに宿泊したお客さまの大多数が満足されるリゾートホテルであることは想像に難くないでしょう。
でも、食事の内容も豪華で飲み放題のワインやシャンパンの味も良かったのですが、ふとこんなことが頭の中をよぎりました。
『でも、この豪華な食事、200人の人が食べてるんだな。自分も200人の中のひとりにすぎない。』
200人というのは、客室200室で稼働率50%(実際にはもっと高いでしょう)、1室平均の宿泊者が2名という大雑把な仮定での話です。
もちろん、こちらのホテルには、日本食レストラン、中華料理のお店もあるし、洋食のコース料理にもいくつかのコースがあるので全員が同じものを食べているわけではないのですが、要は200人が同等の料理を食べているということです。
何だか、そう考えると『特別感』がなくなってきたなと感じました。
5組しか入っていないレストランあなたはどう感じますか!?
一方で客室が10室のリゾートホテル。
時間帯を区切って、一緒に食事をするのは5組のレストラン。
たとえ、食事内容が客室200室の大型リゾートホテルのものと同等でも、何か自分たちだけのためにしつらえた『特別の空間』という感じがしませんか?
5組しかいないと(実際には、5組が同時に食事をとるわけではないので、もっと少ない数のテーブルしか埋まっていません)、ホールのスタッフの方たちとゆっくり会話することができます。
そして、今日の夕食の内容以外にもいろいろな情報を聞くことができます。
もし、レストランがお客さまでいっぱいだったら他のお客さまに気兼ねしてあれこれ聞くのはためらいますよね♪
誰も入っていないスパ!寂しいor落ち着く!?
10室しか客室がないリゾートホテルの場合、温浴施設に行くと誰もいないことの方が多いです。
サウナに入っても誰もいない、露店風呂に入っても誰もいない、内湯の炭酸泉に入っても誰もいないという感じです。
あなたは、これを寂しいと思いますか?それとも落ち着くと感じますか!?
私は、リゾートホテルの温浴施設にいて子どもの姿を見かけるとちょっとがっかりします(子ども連れの方には申し訳ございませんが・・・)。そこで、大声を出したり泳ぎ始めたらしたら論外ですが、そういう事態になるんじゃないかと考えただけで落ち着かない気分になります。
客室からレストラン・温浴施設の距離が近い!?
10室しか客室がないリゾートホテルの場合、客室と付帯施設の距離が近いという利便性があります。
まず、駐車場に車を停めてチェックインする際に駐車場から歩いてすぐにフロントがあると荷物を持って歩く時にも楽ですよね♪
大型のリゾートホテルの場合、ホテルの入り口で荷物を持ってくれたとしても駐車場からフロントまで結構歩く場合が多いです。
チェックイン後にホテルでの滞在中に客室からレストラン会場や温浴施設に移動する際にも客室10室程度のホテルの場合は導線が短く移動のストレスもほとんどありません。
客室からちょっと歩くとレストラン会場だったりと移動のストレスがほとんどありません。
大型施設の場合、宿泊棟が1号館、2号館、3号館などと分かれていて客室から付帯施設の移動も複雑で1号館の5階が2号館の2階などとややこしいことが起こります。
まとめ
大型のリゾートホテルがくつろげないというつもりは毛頭ありません。
今回私が宿泊した施設は国内最大規模のリゾートホテルチェーンで食事の内容も付帯施設の充実ぶりやスタッフの接客対応も一流で、十分快適な時間を過ごすことができました。
さらに言えば、こうした大型リゾートホテルでも上位のクラスの会員であれば個室での食事も可能だし、VIPラウンジでプライベートな空間で過ごすことも可能なのでしょう。
しかし、客室10室程度のリゾートホテルであればそうした追加費用なしで『特別感』を感じる滞在経験を味わえると思います。
あなたも、客室数限定のラクジュアリーなリゾートライフを味わってみてはいかがでしょうか(^^♪
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