投資信託の商品ラインナップについて、ご説明します。
投資信託の投資対象として、「国内株式」に投資するものを、「国内株式投資信託」といいます。
株式投資信託とは?
株式投資信託といっても、投資対象が100%株式というわけではありません。
株式投資信託のなかには、株式30%、債券70%と、債券の方が投資比率が高い商品というのもあります。
株式に少しでも投資している投資信託は、「株式投資信託」と名乗る必要があります。
一方で、「債券投資信託」には、株式にはいっさい投資することはできません。
インデックス・ファンドとは
株式投資信託でよく用いられる言葉に、「インデックス・ファンド」というのものがあります。
株式投資信託では、「日経平均株価」と連動して運用成績が推移するように投資対象を設定する投資信託があります。
これを「インデックス・ファンド」といいます。
日経平均株価のように特定の市場指数(インデックス)の動きに連動した投資成果をめざすことからこのようによばれています。
郵便局の商品ラインナップにも、インデック・ファンドに相当する商品があります。
「大和ストック・インデックス225ファンド」です。
このファンドは、日経平均株価に連動した投資成果をめざす商品です。
いわば、日本株式市場まるごと投資するような商品です。
パッシブ投資とアクティブ投資
インデックス・ファンドのように、日経平均株価という指標(ベンチ・マーク)と連動した投資成果をめざす投資を、「パッシブ(受動的)投資」とか「パッシブ運用」といいます。
それに対して、指標以上の投資成果をめざす投資を、「アクティブ投資」とか「アクティブ運用」といいます。
アクティブ投資といっても、あくまでも「めざす」というもので、必ずしも、指標以上の投資成果を保証するものではありません。
逆に、アクティブ投資でも、パッシブ投資(指標)以下の投資成果になる場合もあります。
日経平均株価以上ほ成果を出す株式ファンドというのは、投資のプロであるファンド・マネージャーでも容易なことではないでしょう。
しかし、あまりこのインデックスというものにとらわれすぎるのも考えものです。
仮に、日経平均株価と同等または、それ以下の投資成果でも、日本の株式市場が好調であれば投資としては成功です。
反対に、アクティブ運用で、日経平均株価という指標以上の投資ができたとしても、日本の株式市場が低迷していれば、指標を上回ったこと自体はそれほど歓迎するものではないかも知れません。
大事なのは、将来性のある、または上昇トレンドの投資対象に投資することです。
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