アーティスト別にお届けしている「おすすめランキング」、今回のアーティストは、”Thompson Twins”(トンプソン・ツインズ)です。
独特のリズムが心地良いバンドです。
木琴でも、ゴミ箱のフタだって、叩けるものはみなパーカッションです。
第10位:”Love On Your Side”
アルバム”Quick Step & Side Kick”の収録曲です。
期待通りの”Thompson Twins”のあのリズムです。
あとは、木琴が加われば完成です。
第9位:”Follow Your Heart”
アルバム”Close to the Bone”の収録曲です。
木琴こそ使われていますが、音の中心は、ギターに取って代わり”Thompson Twins”の独特のリズムは、薄れてきました。
それでも、楽曲のクオリティーは数段あがっているので、”Thompson Twins”の魅力が薄れてしまたわけではありません。
第8位:”You Take Me Up”
アルバム”Into the gap”の収録曲です。
ハーモニカも加わり、”Thompson Twins”サウンド花盛りの頃の楽曲です。
やはりこのリズムがないと何だか”Thompson Twins”を聴いた気がしないというファンも多いでしょう。
第7位:”We Are Detective”
アルバム”Quick Step & Side Kick”には、いつもの”Thompson Twins”の独特のリズムとは、異なったリズムの曲があります。
この曲”We Are Detective”もそうですし、”Watching”なども、ユニークなリズムを聴かせてくれます。
アコーディオンや、カスタネット、ブリキのゴミ箱のフタなど、使われている楽器も実に多彩です。
第6位:”King For A Day”
アルバム”Here’s to Future Days”の収録曲です。
このアルバムをさかいに、 “Thompson Twins”の独特のリズムは影を潜め、そのかわり、楽曲のクオリティーが格段に進歩したと思います。
この曲”King For A Day”もそのひとつで、楽曲の向上なしには、”King For a Day”「王の座も一日限り」になってしまうことへの危機感からでしょうか。
“Tom Bailey”のソング・ライティング力なら、王の座もしばらくは安泰のような気がします。
第5位:”Lay Your Hands On Me”
再び、アルバム”Here’s to Future Days”の曲が続きます。
以前のような”Thompson Twins”特有のリズムを刻んでいます。
ただ、その主役はベース・ギターです。(普通です。)
彼らのリズムと、美しいメロディーが同時に成立している貴重な曲です。
第4位:”Lies”
アルバム”Quick Step & Side Kick”に収録されているMTVでヘビー・ローテションされたPVも楽しい”Lies”です。
歌うように軽やかにリズムを刻むベース・ギターの音にぐいぐい引き込まれる曲です。
中国風のキーボードのフレーズにオリエンタルな雰囲気を感じます。
第3位:”Hold Me Now”
アルバム”Into the gap”の収録曲で、リズム・バンドなのに、バラードとは意表をつきましたね。
この曲”Hold Me Now”を”Thompson Twins”の代表曲とするひとが多いと思いますが、名曲には、名曲ですが、この曲だけを聴いて、”Thompson Twins”の音楽というのは、こういうものだと納得してしまうのは、もったいないような気がします。
第2位:”Get That Love”
アルバム”Close to the Bone”の収録曲です。
“Thompson Twins”の特有のリズムの残り香がほんの少し漂っています。
アコースティック・ギターの前奏で始まり、途中ブラス・セッションが加わる構成は、ずいぶんと”Thompson Twins”の音も変わったなという思いがあります。
ただ、楽曲の素晴らしさは最高到達点に達したのは事実です。
第1位:”Sister Of Mercy”
“Thompson Twins”の特有のリズムが、もっとも華やかだった時代のアルバム”Into the gap”の収録曲です。
この時期に、このような美しいメロディーを持つ曲が誕生したことはとても幸運なことです。
あのウキウキするようなリズムと繊細で美しいメロディーの両方を楽しめるのですから。
番外編
アルバム”Here’s to Future Days”の収録曲の”Tokyo”です。
初期のヒット曲”Lies”の歌詞にも、「日本」が登場してきますが、「日本びいき」なのでしょうか。
しかし、中国の音楽も混在し、ひとくくりに「東洋的なもの」で束ねられている印象です。
せっかくですので、伝統的な日本の文化に深くふれていほしいです。
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