『リゾートライフを満喫したいけど、まとまった休暇がとれない!』とか『家族旅行に行くけどレジャー費用もばかにならない!』なんて思っているひとは多いのではないでしょうか。
10年ほど前に会員制リゾートホテルの会員になり今でも毎週末利用している私たち夫婦が、リゾートホテルを上手に活用したリゾートライフのすごしかたを提案させていただきます。
あなたもリゾートホテルを上手に活用して、”QOL”(Quality of Life)ならぬ”Quality of Leisure”(レジャーの質)を向上させましょう!
リゾートとは!? Re(再び)+Sort(並び替え)!?
まず、リゾート”Resort”の語源ですが、”Re”(再び)+”Sort”(フランス語の『行く』)からなり、『再び行きたくなる(ところ)』という意味からきているといわれています。
私流の解釈では、”Resort”とは、”Re”(再び)+”Sort(並び替え)=『再び並び替える』つまり『優先順位を見直す(ところ)』と考えています。
『優先順位』を『価値基準』ととらえてもいいでしょう。
優先順位をしなければならないこと(=must)から、したいこと(=want)に並び替えるのです。
例えば、仕事(会議、折衝、事務処理)や家事(炊事、洗濯、掃除、買い物)・育児といった日常の優先順位を、趣味や娯楽、生きがいに置き換えるのです。
価値基準も売上高、生産性、コスト削減などの効率性や合理性ではなく、快適か、楽しいかなどにシフトしていくのです。
リゾートというのは、そうした優先順位や価値基準の見直しができるところ、またその行為を指すと考えます。
リゾートと観光地との違いは? リゾートは『何もしない』をしに行くところ!
リゾートとよく似た言葉で『観光地』というのがありますが、観光地はテーマパークや歴史的な建造物や土産物屋など、ある目的をもって行くところですが、リゾートはむしろ『何もしない』をしに行くところです。
ところで、みなさんは『ニクセン』という言葉を聞いたことがありますか?
『ニクセン=肉専』ってリゾートホテルのバイキング会場で『肉』ばっかり取っているひとを指す言葉ではありませんよ。
『ニクセン=niksen』はオランダ語で『何もしない』を意味する言葉です。
『ワークライフバランス世界一』の国・オランダの幸せな人生を送るためのライフスタイルを指す言葉です。
何もしないことの効用は、ストレスを回避し、休養することによってクリエイティブな発想が生まれるという点にあります。
そして、何よりも豊かな人生を送れるということにあります。
別にわざわざ遠くに行かなくても、『何もしない』時間がすごせればそれでよいのです。
リゾートと観光地との違いは? リゾートは『何もしない』をしに行くところ!
日本のリゾート事情の問題点!
リゾートが『何もしないをしに行くところ』であるならば、我々日本人が快適なリゾートライフをおくるのにはそんなに難しい話ではないと思いますが、実際には最初にお話ししたような『まとまった休暇がとれない』、『レジャー費用がばかにならない』という問題があります。
あるラジオ番組でトルコ人の方がトルコのリゾート施設の家族4人の2週間分の滞在費用は10万円と話していて羨ましいと思いました。
滞在費用には、2週間3食の食事代やレジャー施設の使用料がすべて含まれていて10万円支払えばあとは一切費用がかからないということです。
日本のリゾート施設で家族4人で2週間も過ごしたら大変なことになっているでしょうね。
せっかくリゾート地を訪れても、レジャー施設を利用するたびにいくらかかるんだろうといちいち気にしていてはレジャーがストレスになってしまいますね。
日本のリゾート施設にあったリゾートライフの過ごし方!
それでは、日本ではリゾートライフを満喫するのは無理かとあきらめるのはまだ早いです!
日本でも日本の事情にあった快適なリゾートライフを過ごす方法があります。
まとまった休暇がとれない日本において『長期滞在』が無理なら『繰り返し訪れる』という多頻度作戦が有効だと思います。
週に一回程度、毎週末にリゾートライフを楽しむことができるのなら、あなたの生活はより満ち足りたものになると思いませんか。
ただ、毎週リゾートホテルに宿泊していたのでは、滞在費用もばかにならないですね。
でも、リゾートホテルは宿泊するためだけの施設ではありません。
日帰り利用でも十分楽しめるサービスがたくさんあります。
このサイトでは、これからみなさんにリゾートホテルの様々な活用方法についてお伝えしていきたいと思います。
お楽しみに!!
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