『会員制リゾートホテル』と聞くと憧れるけど、自分とは縁のないものと思っているひともいると思います。
実は、私も『会員制リゾートホテル』なんて自分とは縁のないものと思っていました。
というよりも、実際に出会うまではその存在すら知りませんでした。
今回は、そんな私が初めて『会員制リゾートホテル』に出会ったときのお話をしようと思います。
きっと、こんなひとでも『会員制リゾートホテル』の会員になれるんだ!って思うはずですよ。
きっかけは小学校入学祝いにもらった天竜浜名湖鉄道の周遊切符
私が『会員制リゾートホテル』の存在を知ったのは、1995年の夏のことでした。
この年に小学校に入学した長男は入学祝いに掛川市から『天竜浜名湖鉄道』(旧:国鉄時代の二俣線)という第3セクターが運営している電車の1日フリー切符をいただきました。
この切符を使って、夏休みの親子旅行に長男(小学1年生)と次男(幼稚園年少)と私の3人で天竜浜名湖鉄道周遊の旅に出掛けました。
当時、出産したばかりの妻は、生後1ヵ月の長女と留守番でした。
何のあてもなく水着だけもって天竜浜名湖鉄道に乗り込みました。
途中、『奥浜名湖』というリゾート感あふれる駅名につられて親子3人途中下車することにしました。
小高いところにある『奥浜名湖駅』から浜名湖を見下ろすと、何やらリゾート施設のようなものがありました。
会員制リゾートホテルと知ってがっかり!
何の施設かわからないまま、その建物めざして進んでいくと、それは会員制リゾートホテルだということがわかりました。
そこには『波動プール』といって人工的に波をつくれるプールもありました。
世の中に『会員制リゾートホテル』なるものがあるということを初めて知った瞬間であると同時に、この施設が会員制ということで自分たちには利用できない施設であるということを悟りました。
そんな事情を知らない子どもたちは、波のでるプールに目を輝かせています。
プールの入り口まで進んでいくと『会員』でなくても『一般』用の料金を支払えば利用できることがわかりました。
ところが、一般の利用料金は確か1,500円とちょっとためらうような金額でした。
プールに入る気満々の子どもたちを前にして、途中で引き返すわけにもいかず、一般料金を支払ってプールに入ることに決めました。
波のプールでしばらく遊んで子どもたちは大満足のようすでした。
リゾートホテルのランチには見向きもせずに!
がっつりプールで遊んで、お腹ぺこぺこのはずの親子3人でしたが、リゾートホテルのレストランでのランチには目もくれずに、再び天竜浜名湖鉄道に乗って終点『新所原駅』をめざしました。
新所原駅前のラーメン屋に行って、お腹ぺこぺこの親子はラーメンを食べました。
リゾートホテルのランチバイキングの存在すら知らなかった親子は、それでも幸せでした。
楽しかったけど、リゾートホテルの会員になろうとは思わなかった!
天竜浜名湖鉄道で行った『奥浜名湖』の会員制リゾートホテルは、『浜名湖レークサイドプラザ』で、今私はこのホテルの会員でほぼ毎週末出掛けています。
20年以上前の当時、波のでるプールは楽しかったのですが、そのときは会員になろうとはまったく考えていませんでした。
『会員制リゾートホテル』なんて、自分たちとは縁がないものだと思っていたからです。
今では、長男は4歳と1歳の女の子のお父さんです。
私たち夫婦は、孫といっしょにこの波のでるプールで水遊びを楽しんでいます。
(毎年送られてくる使い切れないぐらいの『無料プール券』を使って・・・)
そして、波のプールで遊んだ記憶は遠い昔のこととなりましたが、それから15年後私はここのリゾートホテルの会員になりました。
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