定額貯金のヒミツ~その2:満期まで金利保証〜預入時の金利が10年続く

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「定額貯金」というのは、郵便局にしかないオリジナル商品です。
いろいろなメリットがあります。
今回は、定額貯金の「分割払戻し」の機能についてご説明します。

10年間の金利保証

「定額貯金」の魅力のひとつは、「定額貯金のヒミツ~その1」でお話した払い戻し期間の柔軟性です。
定期貯金のように、1年や3年というしばりがありません。
好きなときに払い戻しができます。

そして、最大のメリットは、10年間の金利保証です。
預入時点の金利が、満期まで保証されているということです。
金利下降局面での、10年間の固定金利は大変魅力的です。

「10年間で倍になった」というのも、この10年間という長期の金利保証のたまものです。

さらに金利といえば、利息の計算も、うれしい半年複利です。
「単利」よりも、「複利」、「年1回の複利計算」よりも、「年2回の複利計算」の方が、同じ店頭金利でも、より増えます。

そして、3つめの魅力は、上記2つの魅力の併せわざです。
さきほど、お話したように、金利下降局面では、長期の金利保証は非常に有利です。
また、金利上昇局面では、どうでしょうか?

金利が上昇した場合は、現在の定額貯金を解約して、今の金利で預け替えをすればよいのです。
預入後、半年経てばいつでも払い戻しができる定額貯金では、金利上昇のチャンスを逃すことなく対応できるはずです。

しかし、こうした魅力も低金利の時代には、その利点をあまり発揮しにくいのが残念です。

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