トルコ国債が、暴落したのに、さらに追加投資しました。別にやけくそになっている訳ではなく、私なりに思惑があってのことです。
先日、「Navioトルコ債券ファンド(三菱UFJ国際投信)」を、10,000円分購入したけど、評価額が、6,696円(2018年07月22日現在)へと目減りしたというレポートを紹介させていただきました。
その後、2ヵ月ほど経過して、基準価額は、3000円台後半から、3,000円すれすれの水準まで落ち込んでいます。
そのような中で、あえてまた、10,000円の追加購入をしました。
価額急落ののち追加購入 その結果は?
追加購入前の投資結果は、
- 投資金額 10,000円
- 投資口数 17,529口
- 評価額 6,696円
そして、追加購入後の投資結果は下記のとおりです。
- 投資金額 20,000円
- 投資口数 51,896口
- 評価額 15,828円
基準価額が下落したおかげで、同じ10,000円でも、投資金額が、2倍になっただけなのに、投資口数は、3倍ほどになりました。
評価額は、20,000円の投資に対して、15,828円ですので、いぜんとして、4,172円の損失を出していますが、その割合は、33%減から、25%減と緩やかなものになっています。
基準価額が下がっているのに、損失割合は逆に改善しているのは不思議に思えますが、価額が下がることによって、同じ金額でも購入できる口数は増えるため、「移動平均法」により、「個別元本」は、低い基準価額に引きずられる格好で、低くなり、そのため、損失割合も低くなります。
その後の思惑
基準価額が下がってからの追加購入は、損失割合を低くするという目的だけではありません。
もし、その後、基準価額が、初回購入時の価額(基準価額 5,700円程度)に戻った際には、評価額は、30,000円ほどになります。
基準価額が、初回購入時の価額に戻っただけで、投資金額の1.5倍の金額が得られることになります。
はたして、そうなるかは、トルコ経済と政治のゆくへ次第です。
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