郵便局の窓口は、平日の9:00から17:00までですので、お勤めの方は、なかなか利用するのが難しいでしょう。
そのような中、土日・祝日でも、郵便物を送ることができる「ゆうゆう窓口」は、とてもありがたい存在です。
「ゆうゆう窓口」は、どこの郵便局でもやっているわけではなく、どこの郵便局が、「ゆうゆう窓口」を開設しているのかは、「日本郵便」のホームページの「郵便局をさがす」の中の「ゆうゆう窓口をさがす」で検索することができます。
「ゆうゆう窓口」の営業時間は、開設している郵便局によっても異なりますが、私がよく利用している郵便局の「ゆうゆう窓口」の営業時間は下記のようになっています。
- 【平 日】 8:00~ 9:00
- 19:00~20:00 ※9:00~19:00の間は通常の郵便窓口
- 【土曜日】 8:00~17:00
- 【日曜日】 9:00~12:30
- 【祝 日】 9:00~12:30
※参考までに、土曜日が祝日の場合は、祝日の営業時間帯が適応されますので、注意してください。
(8月11日(土)海の日に、8:00に窓口の前に並んだことがありました。すでに3人並んでいました。)
ただ、便利な「ゆうゆう窓口」ですが、普段平日に郵便局を利用できないひとが多いのか、どこの郵便局の「ゆうゆう窓口」も恐ろしいほど、お客さまでごった返しています。
「ゆうゆう窓口」が混雑するのは、みなさんよくわかっているので、開局前から列ができていたりします。
対応する窓口の担当者の方も、お客さま対応に大わららです。
「ゆうゆう窓口」という言葉とは、裏腹で、郵便局の出口の外にまで列に並んでいるお客さまと、懸命に対応している窓口担当者の双方で、「きゅうきゅう窓口」と化しています。
では、お客さま、窓口担当者の双方で、「ゆうゆう窓口」が気持ちよく利用できるようにするためには、どうしたらよいでしょうか。
それには、ちょっとした心掛けと準備が必要です。
ゆうゆう窓口で取り扱えないお取り引き
列のはるか後方に並んで、やっと自分の番が回ってきたときに、「その取引は、「ゆうゆう窓口」では取り扱えません。」と言われたときのショックといったらないでしょう。
「ゆうゆう窓口」は、「郵便」の窓口です。
「貯金」や「保険」の窓口ではありません。
残念ながら、「貯金」や「保険」の窓口業務の営業時間は、平日の9:00~16:00までで、それ以外の時間帯に営業している郵便局はありません。
また、どの業務が「郵便」で、どの業務が「貯金」なのかわかりにくいところもあります。
「収入印紙」は、「郵便」業務なので、「ゆうゆう窓口」での取り扱いはしていますが、「定額小為替」は、「貯金」業務になりますので、「ゆうゆう窓口」での取り扱いはしていません。
(市町村に住民票の送付を依頼するときに、手数料の支払いを「定額小為替」を同封するようにいわれることがよくありますが、あらかじめ、平日に郵便局の貯金の窓口で定額小為替を購入しておく必要があります。)
また、不在票(ゆうパックや書留郵便物が配達されたときに受取人が留守だった場合に郵便受けに入れてある伝票)を持参して、郵便物等を受け取る場合にも、あらかじめ、「ゆうゆう窓口」で受け取る旨を伝えておかないと、郵便物が配達員に持ち出されている場合があり、空振りに終わる場合があります。
ゆうゆう窓口に行く前に準備しておきたいこと
また、自分の順番が回ってきたときに、郵便番号が記載されていないとか、ゆうパックの伝票を記入していなかったりすると、列の後方から冷たい視線を感じることになるかも知れません。
あらかじめ、郵便番号は調べておきましょう。
「日本郵便」のホームページから調べることができます。
また、ゆうパックの伝票などは、あらかじめ郵便局の窓口でもらっておいて、窓口に並ぶ前に記入しておく方がよいでしょう。
不在票の入っていた郵便物を「ゆうゆう窓口」で受け取る際には、すぐに「運転免許証」などの本人確認書類を出せるようにしておきましょう。
コンビニでできることはコンビニで済ませましょう
「ゆうゆう窓口」でなくても、コンビニでできることは意外と多いものです。
郵便物の差出しや、切手、はがき(「年賀はがき」や「暑中見舞いのはがき」も含めて)の購入など、コンビニでもできます。
レターパックを置いてあるコンビニもあると思います。
もし、置いていなければ、置いてもらうように頼むのも手です。
コンビニは、「販売所」といって、切手やはがき、レターパックなどを郵便局から買い受けて販売しているお店です。
「販売所」は、切手やはがきをお客さまに販売すると、郵便局から「販売手数料」がはいるしくみになっています。
コンビニを大いに活用してください。
そうすれば、365日、24時間利用できますし、コンビニは販売手数料が入るし、「ゆうゆう窓口」の混雑も解消されます。
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