『リゾートホテルに健康診断に行く!』ってどういうこと?
健康診断ならわざわざリゾートホテルに行かなくても近くの病院に行けばいいんじゃないと思っているひとも多いと思います。しかし、最近の会員制リゾート施設には会員の方の健康増進のためのセミナーやレッスンなどのワークアウトやさまざまな医療サービスを提供しています。
健康でないとリゾートライフを十分に楽しむことができないからです。今回はリゾート施設ならではの健康増進のためのサービスをご紹介したいと思います。
会員制リゾート最大手のリゾートトラストのメディカル事業
会員制リゾートの最大手である『エクシブ』を運営している『リゾートトラスト』は、会員の健康でより豊かな人生をサポートするために会員制総合メディカル倶楽部『グランドハイメディック倶楽部』を運営しています。2020年6月にハイメディック東京日本橋コースを開設し、全国に山中湖や東京ベイコート、大阪、名古屋など8コースを展開しています。倶楽部ドクターや看護師資格を持つ医療コンシェルジュが日常的な健康のサポートまで幅広く行っています。
会員制リゾートクラブの最大手の『リゾートトラスト』が医療事業に力をいれる動きは今後業界全体に広がっていくことでしょう。また、健康増進の流れは高齢化社会を迎えた日本ではあらゆる産業に広がってくることが予想されます。
独自の健康診断システム『ORION(オライオン)』!
私が所属する会員制リゾート施設の『KIARAリゾート&スパ浜名湖』でも様々な健康増進サービスを実施していて、なかでもユニークなのが『ORION(オライオン)』という健康診断システムです。
『ORION(オライオン)バイオスキャン』とは!?
『ORION』をひとことで説明するのは、非常に難しいです。
ひとのからだは、脳と各細胞の間で情報伝達を行っており、その情報伝達には各細胞間で独自の周波数を持っており、その特性を利用して人為的に脳へ信号を送り各臓器などから跳ね返って来る反応で健康状態を解析する技術が「ORIONバイオスキャン」です。
何だかよくわかりませんね。
専門的な解説に耐えられそうなひとは、提供元のリゾート施設の案内分の原文をそのまま掲載しますのでそちらで理解を深めてください。
大脳から神経を介し、全身の細胞膜へ電磁気信号が送られ、それらの情報が脳の視覚近傍に帰還し細胞膜の健康状態を正確に伝えることで、すべての代謝活動が行われているのです。これが正常に行われないと、不健康な細胞レベルつまり歪んだ状態となります。
このことから、人体は伝達組織が最も重要であり、組織の電磁操作に依存していると言えます。人体のあらゆる細胞膜は、微弱な電磁波「生体電流=電子スピン」を放っています。
すべての細胞、臓器や器官は、情報を伝達するためにそれぞれ周波数を持っており、周波数を合わせて共鳴します。この原理を利用して、ヘッドフォンから脳の深部へ微弱な高周波
と低周波磁気の刺激を与え、信号を送って臓器などから跳ね返って来る細胞膜の反応を捉えることで、各臓器・器官の健康状態(コンディション)を解析する最先端技術が「ORIONバイオスキャン」です。長年の研究開発により、数十万人以上の年齢や性別などの条件別に周波数の異なる663箇所にも及ぶ「生体電流=電子スピン」をデータベース化。人体に影響のない1~10Hzの超低周波を照射し、その抵抗値から生態の状態を得ることができます。
【引用元】https://kiara.jp/facilities/orion-bioxy-system/
『ORION(オライオン)バイオスキャン』を体験してみました!
原理はとても難しそうですが、受診するにあたってはハードルは普通の健康診断よりとても低いです。
- 採決やバリウムなどの痛みやめんどうな処置も不要
- 普段の服装で受けられる
- 通常に食事をしていても大丈夫
- ソファに腰掛けヘッドフォンをしているだけ
『高気圧酸素カプセル』との併用が特に効果があるということで、酸素カプセルに入った状態で診断開始です。
酸素カプセル内にモニターが設置されていて、今自分の体のどこをスキャンしているかモニターを通して知ることができます。各臓器の健康状態は低周波の抵抗値から判断し6段階に色分けされます。
そして、この『ORIONバイオスキャン』というシステムの凄いところは、診断ではなく健康状態の回復をその場でしてくれるところです。厳密には治療という表現ではなく『平均化』といって数10万人のデータベースをもとに正常範囲に戻すという行為です。平均化をした部位をモニター越しに監察することができ、値が改善されることをその場で確認することができます。
モニタリングされた臓器は、単に心臓や肝臓といった大きなくくりではなく、各臓器の部分をさらに細分化して臓器のどのあたりをスキャンしているかを事細かく表示しています。
診断の途中に特に痛みはありませんでしたが、酸素カプセルが高気圧のためちょうど飛行機にのったときのように耳がつ~んとなることがあります。(私の場合は2回ともかなりつ~んときました)
『ORION(オライオン)バイオスキャン』をためした結果は!?
私は『潰瘍性大腸』という持病があるため、大腸の辺りは念入りに診断してもらいました。このように診断を受ける前に『ORION』の操作担当者にあらかじめ気になる部位を伝えておくとその部分を念入りにみてもらうことができます。今回は2回めでしたが、最初のときは、何も告げずに診断してもらったのですが、自分の体の悪いところは何も言わなくてもスキャンした結果『ここが悪いでしょ』と見事に言い当てられてしまいました。
『ORION』による『平均化』によって健康状態が回復したためか、『高気圧酸素カプセル』によってからだの隅々まで酸素を行きわたらせたせいか、あるいはその両方のおかげで診断後のからだはスッキリした感じになりました。特にびっくりしたのは視力がよくなったことです。なんかからだがバージョンアップしたような気になりました。
まとめ
最近では、会員制リゾート施設では、会員のための健康増進にかかわるサービスに力をいれるようになり各種医療サービスを提供するようになってきました。
私の利用している会員制リゾート施設では、『ORIONバイオスキャン』という健康診断システムが導入され、脳と各細胞の間での情報伝達に使われる信号を解析して各臓器の健康状態を解析します。
いずれにしても、健康であることはリゾートライフだけではなく普段の生活をより楽しくすごすために欠かせない条件であるといえそうです。
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