『自分を不幸にしない１３の習慣』
小川 忠洋 著
ダイレクト出版
この『自分を不幸にしない１３の習慣』という本は、サブタイトル『不安、悩み、ストレスからあなたを解放する 脳と心の科学』とあるように、あなたを不安から解き放ってくれます。
『ブログアフィリエイトで10万円稼ぐ』という目標を設定したのにも関わらず、現実はまったく稼ぐことができない状況にあなたはいつも不安と焦りを感じ、記事を書くのにも億劫になっているのではないでしょうか。
そんな、あなたにこの本は、不安と焦りから解放し、もっと自信をもって楽しくブログアフィリエイトの作業を習慣としてできるような方法を示してくれています。
セルフイメージは自分自身を形づける設計図！
この本のテーマはずばり『セルフイメージ』です。
セルフイメージを説明するために、冒頭で交通事故で顔に傷を負った若い女性の話がでてきます。
交通事故で顔に傷を負ったアンナが、形成外科医のドクターモルツの治療を受けます。
ドクターモルツは名医で魔法の手を持つと言われ彼のところで手術を受けた患者は顔が綺麗になるばかりか性格まで明るくなると評判です。
しかし、アンナの場合は違いました。手術後に鏡をとり自分の顔を見て彼女はこう言います。『違う！何かが違う！先生！治ってません！』『治ったという気がしません。顔に傷があるときのあの嫌な気持ちが一緒なんです！』
アンナは交通事故で顔に傷を負ったことで婚約が破棄されたのです。顔がすっかりもとのように綺麗になったのにもかかわらず、交通事故を起こした自分をいつまでも責めていました。このことからわかるように、ひとは目の前の現象ではなく、『自分のことをどのように考えているか』ということの方が深く自分の気持ちに影響しているのかわかります。セルフイメージはあなたの将来そのもので、ひとはセルフイメージに適応しようと無意識に行動します。いわばセルフイメージは自分自身の設計図です。
セルフイメージは自分の力で変えられる！
良いセルフイメージを持つためには、目標を持つことが大事ですが、この『自分を不幸にしない１３の習慣』とという本では、間違った目標を設定をすることに警鐘を鳴らしています。
『ブログアフィリエイトで10万円稼ぐ』という目標を設定しても、そのプロセスが白紙の状態では、適切なセルフイメージを持つことはできないでしょう。上手くイメージできないのに気合や忍耐でのりきろうとするので記事を更新し続けるという行動がしんどくなるのです。人間はしんどいと思っていることは長く続けることはできません。
この本では結果は忘れて、行動、振る舞いにフォーカスして完全にあなたのコントロールできる範囲内でセルフイメージを改善していくようにすすめています。そして、小さな行動を達成していくごとにあなたのセルフイメージはよい方向に向かっていきます。つまり、セルフイメージは自分の力で変えることができるのです。
セルフイメージ改善のためのエクササイズを紹介！
この『自分を不幸にしない１３の習慣』とという本では、セルフイメージを改善するためのいくつかの方法が紹介されています。その中で私が感銘を受けたのが『幸せになる』方法です。
あなたは『幸せ』とは何だと思いますか？
本書では、『幸せとは習慣』だといいます。
『幸せとはどんな出来事に対しても明るく反応できる習慣』だと言っています。
幸せになるためには何かを達成する必要もなく、アクセスをたくさん集めなくても、報酬を桁外れに増やす必要もありません。今すぐ無条件で幸せになることができるのです。
逆に『不幸』も習慣だといいます。
事実や出来事はあなたを幸せにしたり不幸にしたりする力はないのです。
どうせ同じ作業をするのなら笑顔で幸せに感じながらした方がいいですよね。
さあ！ あなたもこの本を読んで幸せの習慣を手にいれましょう。なんの資格も条件もいらないようですよ！
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