子どもが独立して夫婦ふたりだけのお出かけスポットとしておすすめしたいのが蒲郡地区の三谷温泉です。
「三谷温泉 日帰り温泉入浴パスポート」を購入して三谷温泉の各旅館で利用してきましたが、今回もこのパスポートを使って、またまた、他の温泉施設も巡ってみました。
三谷温泉入浴パスポートの旅
旅館 平野屋
4施設目の温泉施設は、「旅館 平野屋」です。
前回ご紹介した「子安弘法大師」像のすぐ近くにある小高い場所に位置し、三河湾を一望できるロケーションにあります。
ここ「平野屋」では、4つの趣の異なる温泉施設を楽しめるということで、妻と2人で、全温泉施設を巡ってみました。
本日の温泉施設の構成は、男性が、「大浴場 きららの湯」(男女入れ替え制)と「庭園露天風呂 鄙の湯」(男性専用)で、女性が「ローマ風呂」(男女入れ替え制)、「洞窟風呂」(男女入れ替え制)「庭園露天風呂 鄙の湯」(女性専用)でした。
<広々とした大浴場 きららの湯>
まず、私は、男風呂の「大浴場 きららの湯」の方から、入りました。
「大浴場」というだけあって、4つの温泉施設の中では、一番大きくて、広々とした内湯が、2ヵ所ありました。
サウナ・ルームもありました。
この広い大浴場に、なんと入浴客は、私ひとりだけでした。
何だか、申し訳ないような気持ちになりましたが、贅沢なひとときを過ごすことができました。
<風情のある庭園露天風呂 鄙の湯>
続いて、庭園露天風呂の「鄙の湯」へと向かいました。
ここでも、私ひとりだけでしたので、贅沢なひとときを楽しむことができました。
露天風呂に入ると、出迎えてくれたのは、風鈴でした。
露天風呂の浴槽は黒い大理石でできていて、浴槽の周りには、大きめの黒い玉砂利が敷き詰められていて、それが、贅沢でありながら落ち着いた雰囲気をかもしだしていました。
出典:三谷温泉 平野屋
<洞窟風呂>
一方、妻の方は、まずは「洞窟風呂」から、入った模様です。
ちょっと、薄暗い中、普段の温泉とは、違った雰囲気を味わえたみたいです。
<ローマ風呂でお姫様気分!>
「洞窟風呂」と「ローマ風呂」の脱衣所は別々になっていますが、それぞれのお風呂は中でつながっていて、双方向の出入りは自在のようです。
「ローマ風呂」は、まさにローマのイメージそのもので、「お姫様」になったような気分で、テンションもあがることでしょう。
白い大理石が、まるでヨーロッパの宮殿のような雰囲気です。
出典:平野屋
そして、妻は、「洞窟風呂」、「ローマ風呂」を堪能したあとは、「庭園露天風呂」に向かった模様です。
「庭園露天風呂 鄙の湯」(女性専用)は、男性の庭園露天風呂同様、落ち着いた雰囲気のお風呂ですが、男性の露天風呂が、浴槽が黒い大理石で、その周りを囲む大きめの玉石も黒と、厳かなな感じでしたが、女性の露天風呂は、赤い橋が掛けられ、女性らしい華やかさもアクセントに加えるなど細やかな気つがいも感じられます。
出典: 平野屋の宿泊予約|【ゆこゆこ】
今日は、女性の方が、「ローマ風呂」と「洞窟風呂」で正直良かったと思いました。
これが、男女反対だったら、妻の機嫌も相当違っていたと思います。
それでも、貪欲な妻は、「洞窟風呂」、「ローマ風呂」、「庭園露天風呂」と「温泉のはしご」をして、4つめの「大浴場 きららの湯」にも入って、「4施設完全制覇だ!」と意気込んでいました。
そして、「庭園露天風呂 鄙の湯」(男性専用)から出てきた私が、「大浴場 きららの湯」に入ろうとする妻を、偶然に見つけて、「大浴場は今日は男湯だよ」と制止、妻は我にかえりました。(男女入れ替え制のシステムをよく理解していなかったようです)
<休憩所もラクジュラリー>
「4施設制覇ならず」という無念さを残したまま、妻と「湯あがり処」で、休憩をしました。
ここの休憩所は、温泉施設に負けないぐらいのラクジュアリーな空間を演出していました。
風呂上りに、男湯、女湯の感想を話し合うのも、また楽しいひとときです。
出典:平野屋
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三谷温泉西尾のうなぎと抹茶ソフトクリーム
今回の旅のもうひとつの目的は、「西尾(一色)のうなぎを食べよう!」です。
静岡県の西部地区に住んでいる私たちは、うなぎを食べに行くといえば、やはり浜名湖です。
とりわけ、浜名湖の北の地域、「奥浜名湖」は、「うなぎ屋」の激戦区で、県外からも多くのうなぎ好きが集まる人気店がひしめいています。
最近は、西尾市が、うなぎの出荷量が全国一という話を聞いて、ぜひ食べてみたいと日頃から思っていました。
また、お茶の栽培がさかんな静岡県民としては、西尾の抹茶は気になる存在でした。
そういうわけで、今回は、西尾市一色にあるうなぎの人気店「三水亭」に行ってきました。
「三水亭」は、うなぎは勿論、西尾の抹茶ソフトクリームも堪能できるということで、一石二鳥というぐあいです。
出典:西尾市観光協会
「三水亭」に着くと、まず驚いたのは、駐車場と敷地内の庭園の広さです。
浜名湖周辺のうなぎの人気店なら、駐車場には、警備員がいて、車の誘導をしていますが、これだけお客さんがいるのに、駐車スペースは十分にありました。
やはり大変な人気店ということもあって、11時半ぐらいに着きましたが、席に座るまでに1時間ぐらい待ちました。
それぐらいは覚悟していたので、庭園を眺めたりして、待っているのはそえほど苦ではありませんでした。
店員の方が、注文を聞きにきたので、あらかじめ家を出る前に決めていた「うな丼特上」を、妻と2人で頼みました。
(うな丼とうな重の特上には、西尾の抹茶ソフトクリームがついています)
お店について席に座るまでの待ち時間に比べたら、注文して、注文した料理が席に届けられる時間はすごく短く感じました。
出典: 三河淡水グループ
注文した「うな丼」を食べていると、しばらくして、ご飯の中から、また「うなぎ」が出てきて、びっくりしました。
「うなぎ」のボリュームがすごいと感じましたが、妻も私も意外とぺろりと食べてしまいました。
うなぎのボリュームのわりに、すんなり食べられたのは、うなぎがカリっと香ばしく焼き上げられていて、ご飯にかけられた「うなぎのタレ」も上品な濃さと程よい量だったからでしょう。
味も量も大満足でした。
昨今、貴重なうなぎなので、それ相応の価格はしますが、他の地区では、この価格では、「特上」ではなく、おそらく「上」ぐらいまでしか頼めないと思います。
グループ会社が養鰻場を経営していることでコストを低く抑えられるのも、「西尾(一色)のうなぎ」の強みなのでしょう。
そして、西尾の抹茶ソフトクリームも、趣のある器に盛られていて、大変美味しかったです。
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