春華堂の提案型ショップ【nicoe(ニコエ)】
『うなぎパイ』で有名な【春華堂】がプロデュースしている【nicoe(ニコエ)】に、今回おすすめする五穀せんべい『山むすび』はあります。
【nicoe(ニコエ)】は、和洋菓子からアニバーサリーケーキまで、お菓子の新しい文化とスタイルを発信する提案型のスイーツ・コミュニティです。
同じ、春華堂が手掛けている【うなぎパイファクトリー】とはコンセプトが異なり、【nicoe(ニコエ)】の方は、『うなぎパイ』を全面に出すような展開はしていません。むしろ、うなぎパイ以外にもこんなにたくさんの商品ラインナップがあることをアピールしているかのようです。
そして、【nicoe(ニコエ)】の語源はにこにこ(笑顔)の「nico」と縁(えん)の「e」をつなげて、「nicoe」ということです。
【五穀屋】はからだに美味しい和の知恵菓子
【nicoe(ニコエ)】の豊富なラインナップのひとつとして、和菓子部門の一翼を担っているのが、【五穀屋】です。
五穀屋の商品コンセプトに「からだに美味しい和の知恵菓子」とありますが、「知恵」の部分が気になります。
知恵というのは、「五穀」と「発酵」の知恵ということです。
私たちが日常で使う調味料は、発酵の力を使うものが少なくありません。
五穀と発酵の知恵と季節によせる思いと恵が出会うことで五穀屋のお菓子は生まれるというのです。
その季節も春夏秋冬の四季に加えて、五穀屋では季節を五季(いつき)に分類しています。
一般の四季の間を埋める季節の移り変わりの時期を『土用』と呼んでいますが、それは夏に限ったものではないようです。
そうした季節のうつろい、なごり、きざしを日本人は大切にしてきたということです。
【五穀屋】のお菓子には、そうした和の知識が込められているのです。
五穀せんべい『山むすび』は五穀の豊かな風味
そんな商品コンセプトに思いを寄せながら五穀せんべい『山むすび』を味わってみるのも一興でしょう。
【五穀せんべい】の定番商品には【玄米醤油(富士山)】と【七福米塩(富士山)】があります。
どちらも国産のもち米を主原料に、【玄米醤油(富士山)】の方は、国産のもち米玄米が使用され塩
【七福米塩(富士山)】の方は鰹節パウダー・黒米・あわ・きび・大麦(丸麦)・大麦(もち麦)・大麦(押麦)・ひえが使われています。
五穀の風味豊かなザクザクとした軽やかな食感のおせんべいです。
そして、限定商品として、「醤油蔵」が『山むすび』のために厳選された2種類の醤油を使った「黒たまり」、「白たまり」もおすすめです。
【nicoe(ニコエ)】名物「かき氷甲子園」
私が【nicoe(ニコエ)】を訪れた8月初旬は、この時期にびったりの「かき氷甲子園2020」が開催されていました。
アイスクリームの権威や食のスペシャリストたちが、全国の名産品をかき氷にアレンジしその味を競うというイベントです。
7月1日から8月31日まで開催され、期間ごとに5つのステージに分けて行われていて、私が訪れたときは、第4ステージ(8月7日~8月16日)の時期で、わが静岡県代表の袋井市の「クラウンメロン バニラアイス添え」や昨年3位の福島県代表の「白桃あかつき ジャスミン風ゼリー添え」が出品されていました。
まとめ
・【nicoe(ニコエ)】は、「うなぎパイ」で有名な【春華堂】のお菓子の新しい文化とスタイルを発信する提案型のスイーツ・コミュニティです。
・【五穀屋】は、「からだに美味しい和の知恵菓子」という商品コンセプトのもと、五穀と発酵の知恵と季節によせる思いと恵が出会いを大切にしています。
・五穀せんべい『山むすび』は、国産のもち米を主原料にした五穀の風味が豊で、ザクザクした軽い食感が楽しめる和菓子です。
・【nicoe(ニコエ)】では、暑さがさかりの時期に涼をよぶ『かき氷甲子園』が開催され、全国の特産品をアレンジしたかき氷が出品されています。
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