【入河屋】『かりんとう饅頭』明治18年の創業の老舗の味

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人気店が隣り合わせ

奥浜名湖畔という郊外にある立地で、人気店が隣り合わせに並ぶというのも珍しいことだと思います。

明治18年創業の老舗和菓子店「入河屋五代目善治郎」こと【入河屋】と、「はちみつぶんぶん」でお馴染みのはちみつ専門店【長坂養蜂場】です。
はちみつ専門店【長坂養蜂場】に関する記事はこちらから

どちらも、【入河屋】が「五代目」、【長坂養蜂場】が「三代目」(商品に「二代目のはちみつ」がありますが・・・)と、経営理念が脈々と受け継がれている点と、オーガニック志向を貫いているという点が顧客に支持されているところが共通点です。

今回は、老舗和菓子店の【入河屋】に焦点をあててみたいと思います。

看板商品は『大福寺納豆 かりんとうみそまん』

【入河屋】と言えば、真っ先にうかぶのが『かりんとう饅頭』です。

 

正式名は、『大福寺納豆のかりんとうみそまん』です。

「納豆」と聞いて、「饅頭に納豆を入れるの?」と思ったかたもいらっしゃると思いますが、「大福寺の納豆」は、普段家庭で食べるねばねばした糸引き納豆とちょっと違います。

大福寺の納豆は、遠州地区の特産の「浜納豆」の元祖と言われ、国産の大豆と遠州産の山椒を使ってつくられたものです。

塩辛い豆粒の中に旨味とこくが凝縮されていて、そのまま食べても日本酒のつまみにもなりますし、少しつぶして調味料として使えば、料理のちょっとしたアクセントになります。

この「浜納豆」がかりんとう饅頭に使われているので、カラッとあげたこの饅頭は香ばしくてちょっと塩味も効いてこんなにも美味しんですね。

そして、このかりんとう饅頭の素材へのこだわりがスゴイです。

生地の部分は、さきほどの「大福寺納豆」に加えて沖縄県産の黒糖、北海道産の小麦粉が使われ、餡の部分には、北海道帯広の小豆を使っています。

ベーカリーショップも始めました

【入河屋】といえば、「かりんとう饅頭」を中心とした和菓子のお店というイメージが強かったのですが、近年、ベーカリーも始めました。

お店の看板にも五代目のご主人がパンを抱えて微笑んでいるイラストが掲げられています。

ある日、お店を訪れたときに「ベーカリーを始めたんだな」と思いましたが、今年の6月で4周年を迎えたと聞いてあれからもう4年になるんだなと感じました。

そのときは、つぶあん好きの私は、あんパンを購入して食べましたが、餡のこだわりは相当だなと感心しました。

やはり、老舗の和菓子屋さんらしく、「餡バタークロワッサン」など上質な餡を使ったパンが人気です。

 

3店舗連続でこだわりパン販売

そして、この店の周辺にはクオリティの高いパンを売っている店が軒を連ねています。

面白いところは、3軒並んだお店がどれもベーカリーが本業ではないということです。

まず、1軒めは、今回ご紹介した和菓子店【入河屋】です。
餡にこだわった、「あんパン」や「餡バタークロワッサン」が人気です。

2軒めは、その南隣のはちみつ専門店【長坂養蜂場】で、このお店で購入できるバンは人気商品でもある「はちみつデニッシュ食パン」です。
はちみつやはちみつジャム、はちみつフィリングの3種類を練りこんだはちみつ専門店ならではのパンです。

そして、3軒めは、【長坂養蜂場】の南隣のリゾートホテル【浜名湖レークサイドプラザ】のベーカリーショップです。
パンを買うためにホテルに行くのは敷居が高いと思われるかも知れませんが、私たち夫婦はパンを買うためだけにベーカリーショップを訪れることがよくあります。
ホテルメイドの「高級食パン」の種類も豊富ですが、断然おすすめのパンは、『ガーリックトースト』です。
いろいろなお店で「ガーリックトースト」は売られていますが、ここのガーリックトーストは次元が違います。パンというよりも料理です。
当ホテルの「ランチバイキング」では、運が良ければこのガーリックトーストの他、料理と呼べるようなクオリティのパンがパンコーナーに並びます。
【浜名湖レークサイドプラザ】に関する記事はこちらから

まとめ

・奥浜名湖の人気店の明治18年創業の老舗和菓子店【入河屋】と、はちみつ専門店【長坂養蜂場】は隣り合わせです。
・【入河屋】の看板商品は、遠州地区特産の「大福寺納豆」を使った「かりんとう饅頭」です。
・【入河屋】は、ベーカリーショップも併設し、人気商品は「餡バタークロワッサン」です。
・連続した3軒ものお店【入河屋】、【長坂養蜂場】、【浜名湖レークサイドプラザ】がこだわりパンを販売していて、それぞれ特徴のあるパンを提供しています。

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