ダイレクトブランディング【実践編】どんなマーケテイング手法なのか!?

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『ダイレクトブランディング』は、ブランド戦略の中でも大企業が資金力にものをいわせて広告宣伝に巨額の投資をしてイメージを向上させる方法と異なり、獲得した顧客に帰属意識を持ってもらうことによりブランド力を向上させるというものです。

これまで、ダイレクトブランディングの概要について

ダイレクトブランディング〜あなたのブランド認識とブランド戦略は間違っている

そして、ダイレクトブランディングにおけるブランド構築の方法について

ダイレクトレスポンス〜従来のブランド戦略との違い〜ブランド構築の方法とは

さらには、ブランド構築のための重要な構成要素である『USP』と『DCS』について

ダイレクトマーケティング〜ブランド構築に必要なUSPとDCSとは?

ダイレクトブランディングの理論を見てきました。

そこで、今回はダイレクトブランディングの『実践』についてお話したいと思います。

ダイレクトブランディングでは実際にどのようなマーケティング活動をするのか見ていきましょう!

新規顧客を増やすことばかりを考えていると売上は増えない!?

『ダン・ケネディー』氏の著書である『ダイレクトブランディング』では、ダイレクトレスポンスにおけるマーケティング戦略について実践的なアドバイスをしてくれています。

『ダイレクトブランディング』書籍レビュー

そのひとつが、以下のようなたとえ話です。

『店舗の売上を売上を増やすことは、穴の開いたバケツを水を一杯にしようとするのに似ている。』

セールスレター等の発行で懸命にマーケティング活動をして新規顧客を増やしても、売上は一定の水準以上には増えない。

いったいバケツの底の穴とは何のことでしょうか!?

それは、『顧客離れ』という現象です。

その現象を引き起こす原因としては、一度商品やサービスを購入した顧客が満足のいく結果を得れらなかった場合です。

その対処方法として、商品やサービスの品質の向上はもちろんですが、一度離れてしまった顧客を呼び戻す努力も必要です。

既存顧客にバックエンド商品を販売し利益構造を改善する!

一度、あなたの商品やサービスを購入してくれた新規顧客に『バックエンド商品』の購入をすすめるのも利益構造に有効です。

バックエンド商品に関する詳しい情報はこちらから↓

ブログアフィリエイト〜新規顧客と既存顧客では売るものが違う!?

バックエンド商品は利益率も高いため、バックエンド商品の売上が増えればビジネスの収益構造は改善します。

そして、新規顧客の獲得・維持にもっと資金を回せるようになります。

既存顧客にあなたの提供する様々な商品やサービスを購入してもらい、顧客の利便性を高めていけば顧客の帰属意識は高まり、既存顧客の顧客価値も高まっていくことでしょう。

顧客価値が高まれば、離れていった顧客を再び呼び戻すこともできるのではないでしょうか。

ブランドを構築し、ビジネスを成長させる3つの重大要素とは!?

『ダン・ケネディー』氏はその著書『ダイレクトブランディング』で、ブランドを構築しビジネスを成長させる3つの重大要素について語っています。

その3大要素とは、『メディア』、『PR』、『マーケティング』です。

この3大要素が、ブランドの認知度を高め、信用を築き、あなた自身やあなたの提供する商品やサービスを効果的に売り出すのです。

この3大要素を使って、あなたのブランドストーリーを正しい方法で語り、インパクトを与えることによってビジネスの成功をもたらすことになります。

ストーリーブランド戦略に関する詳しい情報はこちらから↓

ストーリーブランド戦略!なぜこの手法が読者の注意を引きつけるのか!?

ひとつめの重大要素の『メディア』ですが、『ダン・ケネディー』氏がいうには、『たいていの起業家や専門職業人は、彼ら自身の物語りを語るために自分用のメディアを持っている。』といいます。

そして、時にはそのメディアを新規顧客を獲得し、専門家としての地位を確立し、将来のマーケティング用のコネを作るために無償で提供することもあるでしょう。

もし、あなたのことやあなたが提供する商品やサービスがテレビ、新聞、雑誌などのいわゆる『マスメディア』で紹介されるようなことがあれば、マスメディアに登場したことやマスメディアに言及されたという効果は永続的に利用することができます。

マスメディアに顔を出すことによって、顧客の信用を得ることができるようになります。

2つめの重大要素は、『PR』で、”Public Relations”つまり『広報活動』です。

PRには、『プレPR』と『ポストPR』の2種類があります。

『プレPR』は、伝統的なPR活動で、これから起きることを発表し、それが報道され注目されることを期待します。

どのような話題を選ぶにしても、それがプレスリリースに値するものでなければなりません。あなたのブランドを顧客や見込客が真っ先に思い浮かべるブランドにするものでなければなりません。

もう一方の『ポストPR』は、何かが起きた後に実施するもので、あなたのストーリーセリング(ストーリーテリングとセールスの造語)を世に知らしめるものです。あなたのビジネスが順調で成功していることを示すことができます。

このPR活動を上手に活用すれば、あなたのオンラインコンテンツが検索エンジンの検索結果の上位に現れるという効果も期待できます。

そして、最後の要素、『マーケティング』です。

マーケティングとは、『ダン・ケネディー』氏の言葉を借りるならば、『ブランドから収益を生み出すこと』です。

つまり、あなたの商品やサービスをあなたの顧客や見込客に売り込む手法です。

あなたが売るものを欲しがっている人たちのグループに集中すれば、その費用対効果は高くなるのです。

多くのマーケターは、より多くの人たちに向けて売り込もうとして失敗しています。

そもそも、あなたが売るものに全然関心のないひとにも売り込もうとしているからです。

事前に物語りの聞き手を集め、彼らに重要な状況設定(物語りの主役は誰かどのような目的を持っているのか、その障害となるものは何かなど)を知らせておかなければ商品やサービスを売ることはできません。

あなたが誰であるのか、あなたがやることや売るものが何であるのか理解し信頼できて初めて顧客は購入という決断をします。

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