アドセンス実践者必読!SEO対策上知っておきたいGoogle広告の戦術

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前回は、Googleアドセンスの収益を拡大させるために、『Google広告』のしくみを理解することは大変重要であるという話をさせていただきました。

そのためには、『Google広告』を理解する上で必要な基本知識を解説しました。

Google広告の基本知識に関する情報はこちらから↓

アドセンス実践者必読!SEO対策上知っておきたいGoogle広告の基本

今回は、この基本知識を踏まえながら、一歩踏み込んで『Google広告』を活用して収益の拡大を図る基本戦術についてお話したいと思います。

きっと、『Googleアドセンス』で収益を向上させるために役立つ情報にもなるでしょう。

Google広告の戦術〜コンバージョン測定がなぜ大事なのか!?

今回も、前回同様、『Google広告「超」集客術』(『ペリー・マーシャル』氏、『ブライアン・トッド』氏、『マイク・ローズ』氏共著)という書籍を参考にGoogle広告の戦術をみていきます。

Google広告の戦術を語るときに欠かせない概念に『コンバージョン』というものがあります。

コンバージョンというのは、見込客や顧客がとる可能性のある様々な行動を指します。

例えば、『無料レポート』を提供する代わりに『メールマガジン』の登録をしてもらうときにメールアドレス等の『登録フォーム』に入力を完了してもらった時などです。

この『コンバージョン』の測定をすることはGoogle広告を活用するのに必須の作業になっていきます。

この『コンバージョン測定』を行わないとGoogle広告の費用対効果を検証することができないからです。

このコンバージョン測定というのは、Google広告に限ったことではなく、Googleアドセンスや『物販アフィリエイトビジネス』をやる際にも『広告クリック率』や『物品販売成約率』などの指標で成果を測定することだと思います。

長年、オンラインビジネスをやっていると『コンバージョン測定』をやらなくても、長年の感で顧客が求めているニーズやよく検索されるキーワードをわかっているつもりになるかも知れませんが、感に頼ることは大変危険です。

『Google広告「超」集客術』でも著者が語っているように、『理想的な顧客を呼び込めるキーワードを事前に判断するのは不可能』だということです。

このことは、Googleもよく理解していて、Googleのコンバージョンツールは、どのキーワードが顧客を呼び込めるか当てずっぽうに判断しなくても済むように、見込客の行動を細分化して個別に測定できるようにしているのです。

Google広告の戦術〜コンバージョン測定にはどのような種類があるのか!?

それでは、コンバージョン測定にはどのような種類があるのでしょうか?

それには、見込客や顧客がどのような行動を起こしたときに、Googleに測定されるのかそのタイミングを見てみましょう。

【コンバージョンの種類(タイミング)】

①指定したページに遷移したとき

例として、前述したようにメールマガジンの登録フォームに記入した人が『サンキューページ』に遷移したとき

あるいは、ソフトウエアを購入した人がダウンロードページに遷移したとき

②広告を見た人が電話したとき

サイトを訪問した人が、(実際の電話番号ではなく)『Google広告専用転送電話』に電話したとき

※『Google広告専用転送電話』は広告やウエブサイトに表示することができます。通話料は無料。

③モバイルアプリがダウンロードされたとき

これは、あなたのアプリを『Google Play』や『Apple』社の『Apple Store』に掲載されている場合にアプリがダウンロードされたタイミングです。

④オフラインのコンバージョン測定

オフラインでの売上もGoogle広告のアカウントに取り込めば計測可能になります。

Google広告の戦術〜入札単価はいくらに設定する!?

コンバージョン測定と同じぐらい大事なのが『入札単価』をいくらに設定するかです。

Google広告はオークション形式を採用していて、入札単価によって広告が検索画面の上位に表示されるかどうかが決められます。

ただ、Google広告の入札単価に関する誤解のひとつに、『入札単価が一番高い広告が最上位に表示される』というものがあります。

Google広告はオークション形式を採用していますが、検索順位を決めるのは『入札単価』だけではなく、広告の品質も大きく影響します。Googleは『品質スコア』のアルゴリズムを取り入れて品質の評価をしているのです。

また、入札単価は検索順序を決定する要因であることは事実ですが、一番高い単価を設定した広告が検索順位を総取りするわけではないのです。

入札単価は途中で変更することもできますが、最初にいくらで設定するのか不安に思うことでしょう。

それには、Googleが提供している『キーワードプランナー』が役に立つことでしょう。

指定したキーワードごとに最適な入札単価を示してくれます。

Googleアドセンスで『キーワード選定』をするときのお馴染みのツールですね。

ところで、Google広告では入札単価をある条件ごとに設定できるというのをご存知ですか?

入札単価は次のような条件ごとに設定できます。

・デバイスごと

パソコン、モバイル、タブレット

・曜日

平日は入札単価を25%下げるなど

・時間帯

アクセスが集中する19:00から21:00は入札単価を40%上げるなど

Google広告の戦術〜キーワードは広告でも核心となる要素!

Googleアドセンスのビジネスにおいても『キーワード』が重要な要素でしたが、Google広告においても核心となる要素です。

それもそのはず、GoogleアドセンスとGoogle広告は表裏一体のシステムだからです。

オンラインの行動は、ほぼすべて『検索』することから始まるので当然と言えば当然ですね。

検索には検索者が解決したい問題や答えを知りたい疑問や何とかしたい状況を表す最も適切な言葉を選ぶ必要があります。

キーワードを選ぶときにやってはいけないことがあります。

それは『Google広告「超」集客術』の本の中でも述べられていることですが、『顧客の脳内の言葉をかってに創作してはいけない』ということです。

あなたの想像ではなく、顧客の脳内にすでにある言葉を読み取ることが大事なのです。

顧客の脳内をスキャンする必要はありません。脳内の言葉はそのまま『検索バー』に打ちこまれています。

『Google Search Console』等のツールを使えば、訪問者があなたのサイトにどのようなキーワードで検索してきたのか知ることができます。

キーワードの検索を考えるのにあたって、『マッチタイプ』というものを理解しておく必要があるでしょう。

これを正確に理解しておかないと、自分の意図とは異なるターゲット層に広告を表示させ投入した広告費の割に十分な投資効果が得られないという事態が起こるでしょう。

【マッチタイプの種類】

①部分一致

部分一致を選ぶと、たいていの場合インプレッションは増えますが、クリック率やコンバージョン率は低下します。

いわゆる間口が広すぎるという結果です。

②完全一致

全体的にはインプレッション数やクリック数は減りますが、広告が無駄にクリックされるリスクは軽減されます。

完全一致で登録してもGoogleは、キーワードと多少異なる検索語句でも意図が同じと見なされれば広告は表示されます。

③フレーズ一致

キーワードを二重引用符で囲んで登録するとキーワードとまったく同じ順序で検索語句が入力されると広告が表示されます。

その他、検索時にこの語句は『除外』したいという指定もできます。

いずれの方法でも、検索意図が重要になってきます。

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