ブログで読者に読んでもらえる記事を書くためのライティングのスキルは天性のものではなく習慣によって身につけることができるという話をしました。
ブログ記事作成〜読者の役に立つ高品質の記事を書くためのライティングの法則
『コピーライティング』もライティングの一種であるため、同じく習慣により身につけることが可能です。
そのことは、『Copywriting Secrets』の著者である『ジム・エドワーズ』氏も言っています。
見出しだけ読んで記事から立ち去る人の割合は80%
そして、彼がコピーライティングスキルで最も重要であるのが『素晴らしい「見出し」を書くことだ!』と主張しています。
なぜなら、『広告やウェブページを見た人10人のうち、8人は見出しだけを読み残りの記事も読むのは2人だけ』という統計があるからです。
あなたが、どんなに頑張って記事全体に心血を注いでも、見出しだけ読んで記事から立ち去る人は8割にも及ぶのです。
『ジム・エドワーズ』氏は『見出しの目的』を次のように説明しています。
『人々がそのときしていることをやめて、それが何であれ、あなたが彼らの目の前に提示したものを読むようにすることだ』
優れた見出しを書かないと、あなたは誰も読まないコピーや宣伝文句を書いて膨大な時間やエネルギーを無駄にすることになるのです。
見出しの重要性はセールスコピーに限ったことではない!
ダイレクトメールなどの正式なセールスレターに限らず、動画やブログ記事の『タイトル』も『見出し』と同様に考えることができます。
セールスレターと同様に、あなたのブログ記事は、あなたがその情報を発信することによって、それを見た人の注意を引きつけ、その場で彼らの動きを止めさせるものでなければいけません。
『ジム・エドワーズ』氏は、優れた見出しを書く秘訣について次のように語っています。
『自分の見込み客を完璧に体現する人物を想像し、その人物の感情に訴えかけるものにすることだ。』(いわゆる『アバター』というネット上の仮想顧客のことを言っているのだと思います。)
よく書けた見出しは読み手の感情に働きかけますが、その感情とは『恐怖』か『欲求』に根ざしたものです。
重要なのは、あなたが理想的な見込み客に狙いを定めたものであるということです。自分がターゲットとしていない人たちに見出しの先を読んでもらっても意味がないからです。
読者の気を引く優れた見出しを作るための方法!
この章の見出しが、すでに今すぐつかえる見出しのひとつのパターンです。
『○○する方法』
(例)次の健康診断までに体重を5㎏へらす方法
人は苦痛を避けたり、快適さを求めているので、見出しを見た人が彼らの求める魅力的な結果が得られると期待できるようなタイトルをつけると効果的です。
以下、『ジム・エドワーズ』氏おすすめのキャッチフレーズです。
上の例の応用例です。
『欲しいものを手に入れる5つの方法』という表現です。
これは、数字と組み合わせるとさらに効果があります。
この見出しを見た人は、良い結果が得られる方法がたくさんあると思い、続きの内容を読みたくなるものです。
さらに、おかすやすい『間違いを中心に展開する』やり方も効果があります。
(例)次のダイエット方法であなたがやっていまいそうな間違いは?
人は失敗することの恐怖といつも闘っています。
この恐怖心を有利に活用して注目を集めるテクニックです。
日々の生活の中であなたに向けられた優れたコピーを感じ取る!
見出しが一定のパターンで構成されていることを理解すると、あなたないたるところで見出しのパターンを見つけることができるでしょう。スーパーマーケットで買い物をしているときなど、見出しを観察するには絶好のチャンスです。
あなたの目にとまった『見出し』は、あなたの感情レベルに直接働きかけているのです。
あなたが心を寄せた『見出し』はおそらく他の人の感情を動かすことになるでしょう。
そうして、あなた独自の『見出しのストック』を作っていきましょう。
そうすれば、あなたのブログ記事にも読者の心を引きつける『見出し』をつけることができるようになります。
コメント