『時間投資思考』~あなたの時間を増やすための5つの習慣とは!?

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前回、『時間投資思考』という考え方をご紹介した際に、『「時間管理」なるものは存在しない、「自己管理」なるものが存在する』という話をさせていただきました。

そして、仕事を効率的にこなし、たくさんの仕事をこなしても次から次へとわいてくる新たな仕事に追われて、いつまでたっても休まることはないという現代人の苦悩についてもお話しました。

仕事を効率化しても時間は増えない〜『時間投資思考』のすすめ!

それでは、今回はあなたの時間を生み出すための『自己管理』の方法についてお話したいと思います。

『ロリー・バーデン』氏の著書『時間が増えれば人生が変わる〜時間投資思考』では、あなたの時間を生み出すための方法を5つの『許し』と定義して詳しく解説しています。

『時間が増えれば人生が変わる〜時間投資思考』書籍レビュー

以下、『ロリー・バーデン』氏が提唱する5つの許しを順に見ていきましょう。

あなたの時間を増やす5つの許し〜①削る

『削る』という習慣は、『無視することを許すこと』です。

この習慣をイメージしやすいように、フランスの作家『サンテグジュペリ』の次の言葉をご紹介したいと思います。

『完成とはもう付け加えるものがないときのことではない。もう取り除くものがないときのことだ。』

私たちは、自分の人生に『付け加える』必要のあるものに絶えず焦点を当てているのではないでしょうか。

まだ、得ていないものを次々に手に入れることを成功と思っているのではないでしょうか。

私たちは、まだ知らない、学ぶ必要のある新しい戦略を探し続けているのではないでしょうか。

そのため、ブログアフィリエイトビジネスを行うために、新しい情報教材はないかと探しているのではないでしょうか。

考えてみれば私たちはまだ手に入れていないものを次々と追い求めているように思えます。

おそらく、そのような思考では新しいものを手に入れてもその充足感は一瞬のもので、また新しいものを求めるという際限のない欲求の旅は続きいつまでたってもゴールにたどり着くことはできないでしょう。

もし、自由な時間をもっと手にいれたければ、今日の時間を使って明日により多くの時間を与えるために、私たちは今、関わっていることの一部を消し去ったり取り除くことが必要なのです。

成功は、完成させる作業の量とは関係なく、作業の重要性にこそ意味があるのです。

また、あなたは人から頼まれて断り切れずに自分の時間を犠牲にしていることはありませんか。

人から嫌われたくないという理由から『ノー』と言えずにいやいや引き受けている仕事はありませんか。

あなたが『ノー』と言えずに引き受けた仕事の裏には、あなたが自分で定めた目標を達成するための予定に『ノー』と言っていることと同じです。その中には、もっと家族と一緒に過ごそうなどの目標があったはずです。

おそらく、あなたが『ノー』と言えずにイヤイヤ仕事を引き受けてしまう原因は次のような考えに支配されているからでしょう。

・自分に向かってくるすべてのことは引き受けなければならない。

・誰に対しても説明を行う義務がある。

そのような考え方から解放されなければ、あなたの時間は奪われ続けることでしょう。

あなたの時間を増やす5つの許し〜②自動化する

あなたの時間を増やす2つめの方法は『自動化』です。

そして2つめの許しは、『時間や資金を何に使うか自分に許すこと』です。

自動化の効果は理解できるものの、それに費やすお金や時間がかかることに躊躇しているのではないでしょうか。

自動化は、時間や資金を投資して時間を節約するものです。

すべきだとわかっていることをしないことは、その一瞬、一瞬があなたの将来から時間を奪っていることになるのです。

ちょっと、周りを見渡すとビジネスでもあなたの暮らしの中にも自動化できることはたくさんあります。

例えば、ビジネス上の自動化には『FAQ:Frequently Asked Questions』があります。

これは、よくある質問とその回答をまとめたもので、顧客の利便性の向上はもちらん、あなたにとっても同じ質問に何度も答える必要がなくなり時間の節約になります。

一つ一つの自動化のツールが大事ということではなく、自動化の考え方や重要性を理解し、日々繰り返していることを把握し、それがどれだけ自動化できるかを考える習慣が大事なのです。

あなたの時間を増やす5つの許し〜③任せる

あなたの時間を増やす3つめの方法は『任せる』ことです。

そして3つめの許しは、『不完全を許すこと』です。

削ることができない。自動化できないのなら、人に任せるという選択肢があります。

人に任せるかどうかの判断基準は、『今やっていることは、自分にしかできない仕事なのか』というものです。

人に任せられない理由としてあげられるのは次のようなものでしょう。

・満足できるレベルにならないのではという不安。

・時間までに完成できないのではという不安。

では、人に任せるべきか迷ったときの法則をご紹介します。

それは、『30対1の法則』です。

あなたが、5分でできる仕事を誰かに150分(5分×30)かけて教えるとします。

もし、あなたが1日5分、1年に250日その仕事を行うとした場合、1年に1250分費やすことになります。

その仕事を誰かに任せれば、年間に1100分の節約をしたことになります。

『ロリー・バーデン』氏の言葉を借りると、R.O.T.I(Return on Time Invested)『時間の投資収益率』は733%にもなります。

完全主義は、理屈の問題ではなく恐怖の問題だと『ロリー・バーデン』氏は語っています。

あなたが『不完全』を許容できるかにかかっているのです。

『失敗するという人間いとって当たり前のこをと許す』のです。

もし、これを許すことができないのであれば、完璧だが無益なあれやこれやを抱えて疲れ果てていくという末路をたどることになるのです。

あなたの時間を増やす5つの許し〜④先延ばしする

あなたの時間を増やす4つめの方法は『先延ばしする』ことです。

『大事なことを先延ばししてはいけないという』今までの論旨から正反対のことを言っているように思えるかも知れません。

しかし、『単なる先延ばし』と『待つこと』の大きな違いを理解する必要があります。

重要なことは長いこと作業を行うことではなく、正しいタイミングで作業を行うことです。

どんなレベルのスキルであっても、それが最大限発揮されるタイミングで行うことが大事だと言います。

その例として『ロリー・バーデン』氏は魚釣りをあげています。

釣りの熟練者は、朝から晩まで釣りをしているわけではない。魚がエサを食べる夕方から釣りを行う。

私は釣りに詳しくありませんが、何事も適切なタイミングがあるということです。

そして、待つことのもうひとつの意義は、予期せぬ変化に対応できるということです。

というのも、物事はたいてい変わるからです。

期日が変わったり、価格が変わったり、テクノロジーが変わったり、いろいろなものが変化します。

待つことは、適切なタイミングより早くやることの代償『予期せぬ変化へのコスト』を回避することができます。

心配性の人は適切なタイミングよりも早く仕事を片付けたいと思いますが、自分がした仕事をまた繰り返す可能性があります。

今すぐ行動することへの際限のないプレッシャーを感じ続けながら仕事をすることになります。

もし、常に納期よりも早く片付けなければならないというプレッシャーを感じている人におすすめのアイデアを提供します。

それは『バッチ化』(バッチ処理)というものです。リアルタイムに対して、まとめて行うというものです。

どんな作業がまとめてできるかというと、その最たる例がメールの受信に対する作業です。

メールが来たことを知らせる着信音が鳴る度に、今やっている作業を中断するのではなく、ある程度まとまった頃や決まった時間を見計らって、今まで来たメールに対する返信や無視するなどの対応をまとめて行うのです。中には重要な用件もあるかも知れませんがそれは、着信音とともに知らせてくれるタイトルをみれば概ねわかるでしょう。

あなたの時間を増やす5つの許し〜⑤集中する

これは、『ロリー・バーデン』氏の著書『時間が増えれば人生が変わる〜時間投資思考』の中で最初に登場した『収穫の時期』の話です。

後でたっぷり自由な時間を手に入れるために収穫期には倍の時間働くという思考方法です。

集中する(concentrate)は、先延ばしする(dilution)の対義語なのです。

今日どの活動に時間を使えば、明日にはより多くの時間を生み出せるのかということに意識を集中するのです。

『今、自分がしていることは、自分にとって最も重要な時間の使い方をしているか?』という問い、もしそうでないなら、それは気晴らしであり誘惑であると言います。

もしくは、それは強制であり、誰か他の人の優先事項であり、あなたの優先事項ではないのです。

他の人の望むことを行ったり、緊急性の名のもとに重要事項に着手していないことは、本来のあなたの責務ではありません。

本来のあなたに求められていることは、最高の自分でいることで、それこそが周りの人からも期待されていることなのです。

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