売れる広告とは?商品を買ってもらうためには説得しなければならないのか!

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ブログアフィリエイトビジネスの目的はブログの訪問者にあなたがすすめた商品やサービスを購入してもらうことです。

しかし、セールスレターを一生懸命書いてもなかなか購入に至らないことが多く説得力が足りないのではと悩んでいるのではないでしょうか?

商品やサービスを売るのにはやはり説得力がないといけないのでしょうか? 説得力とは、言葉巧みに商品を紹介して顧客に商品を買ってもらうことでしょうか?

説得力とは、あなたの個人の性格や人柄の上に成り立っている!

広告のプロは、説得力とはどのようなものだと定義しているのでしょうか!?

自身も広告代理会社のCEOを務めていて広告に関する本『ソウルフルネス』の著者である『ジェイソン・ハリス』氏は、『説得力とは、あなたの個人の性格や人柄の上に成り立っている』と説いています。

『ソウルフルネス』書籍レビュー

広告のプロが、説得力をコピーライティングなどの技法ではなく、個人の性格や人柄の上に成り立っていると説いているのは何だか不思議な気がしますが、その根拠はどこにあるのか見ていきたいと思います。

顧客は、日常的な場面で、他者(とりわけ専門家という人達)から言われてことを信頼すべきかどうか判断するときに、情報や専門的知識を十分持ち合わせtいないため、言われた通りに従うことが多くあります。

つまり、その人物が信頼できるかどうか、またはその人物から感じ取った人柄に基づいて判断しているということです。

どんなに強い説得も、証拠や主張の内容よりも、言われた人が信用できるかどうかで判断しているということになります。

顧客に好感を持ってもらうよりも、あなたの素の自分を出した方が上手くいく!?

『ジェイソン・ハリス』氏は、説得力のある人柄を形成するためにはあなたの素の自分を出した方が効果的だと言っています。

自分らしさを出すと顧客に快く思ってもらえないと心配になるかも知れません。

あなたがセールスの経験をお持ちなら顧客に好感を持ってもらうために次のようなことをしたことがないでしょうか。

・普段より丁寧な言葉使いをする。

・いつもより多く笑みを浮かべる。

・顧客の話におおげさに相槌を打つ。

しかし、顧客に良い印象を与えるつもりのこうした行為が逆に、あなたを『言葉巧みにモノを売り込むセールスマンのひとり』だと顧客に思わせることになっているかも知れません。

セールスマンが言葉巧みにモノを売り込む技術以上に、顧客にはセールスマンの嘘偽りを見抜く技術を備わっているのです。それが、顧客的に意識的に考えたものではなくても無意識にそう感じることもあるのです。

あなたの素の自分を出すことが、なぜ、説得力を高めることになるのか!?

それでは、なぜ、素の自分を出すことが、顧客から信頼を勝ち取り商品を買ってもらうことにつながるのでしょうか。

人間には本来、好き嫌いとか、好奇心やこだわりというものがあります。

しかし、顧客を訪れるセールスマンのほとんどが、愛想笑いを浮かべ、顧客の話に熱心に耳を傾ける素振りを見せながら、自分を誇示し商品がいかに優れているかを語ります。もう顧客としてはうんざりしているわけです。

そこに、自分の素を出したセールスマンが訪れるとその異質性が顧客の記憶にも残ります。

必要以上に自分を誇示する人よりも信頼されることになります。

売る側の人間としても、嘘偽りのない姿を見てもらうことで自分に自信が持てます。

実際、顧客があなたのどの部分に惹きつけられるか予測するのはほぼ不可能ですから、まずはありのままの自分を見てもらうことが大事なのです。

ありのままを見てもらおうとする人は、相手の趣味や関心も喜んで聴こうとする姿勢になるはずです。

すると顧客も自分のことを話そうとするでしょう。相手から情報を引き出すことができるのです。

セールスマンにとって顧客から情報を引き出すことはとても重要です。

私も金融機関で生命保険のセールスをしていた経験がありますが、セールスエリアで売上№1の販売員は自社の保険商品の特徴を熱心に顧客に説明するひとではありませんでした。

彼が顧客と商談をしているときは顧客の方がたくさんしゃべっていました。

『今度、孫が生まれる』など、販売員が商談前に知らなかった情報も顧客の方から嬉しそうに話してくれます。

もう生命保険を1件成約したようなものです。

あなたの素の自分を出せば、自分に自信が持てる!?

嘘偽りのない姿を見てもらうことで自分に自信が持てるという話をしましたが、セールスマンにとって『自信』ほど説得力のあるものはありません。

顧客からみても、自信のなさそうなセールスマンから商品を買いたくないでしょう。

ただ、気を付けなけらばならないのは、『自信』と『開き直り』は違うということです。

人の興味をそそるために極端なことを言ったりするのは無謀です。

商品やサービスの説明をするときに真実を端的に伝えることが重要です。

断定的な言い回しを避けて、責任を曖昧にする言葉は、顧客にあなた自身の不安な気持ちが伝わってしまいます。

『○○だと思います。』や『おそらく』、『たぶん』という言い回しは、顧客に『本当は自分だって買いたいとは思わないモノを売りつけようとしているのでは』と勘ぐられてしまいます。

『ソウルフルネス』の著者である『ジェイソン・ハリス』氏は、この『自信』というものについて興味深いことを言っています。

『「自分に自信を持て!」というのは適切なアドバイスとは言えない。』

『自信を持つかどうかは他人が決めることではない。』

大事なことは、真実を伝えるのに、相手に自信がないと思われないための振る舞いに注意を傾けて欲しいと言っています。

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