もちろん、回復します。
まず、新型コロナウィルスの影響でどの程度、投資信託の基準価額が落ち込んでいるのか見ていきましょう。
その前に、なぜ、この時期に基準価額を確認しておく必要があるかというと、一度かなり落ち込んだ基準価額も長期的に見れば必ず回復するということの証明をしたいからです。
長期投資を考える場合、その期間内に基準価額の浮き沈みが必ずあります。
しかも、「リーマンショック」などのように、大きく落ち込むこともこれまでに何度もありました。
回復にどのぐらいの期間が必要かはわかりませんが、今回の「新型コロナウィルス」も必ず回復するという希望をもっていきたいと思っています。
基準価額はどこまで下がったのか?
それでは、私が保有しているファンドで見ていきましょう。
本当は、これだけ基準価額(評価額に影響)が下がると内心穏やかではありませんが、現実を直視する必要があります。
また、これだけ下がっても、回復するという証拠をみなさまにお示ししたいのでここに記録にとどめておきたいと思います。
日興五大陸株式ファンド 2020.04.15現在
- 基準価額 8,985円
- 保有口数 21.723口
- 評価金額 19,518円
- 投資金額 10,000円
- 運用損益 +9,518円
※こんな時期でも、評価益(運用損益がプラス)がでています。
私が、保有するファンドの中でも、最も保有期間が長いため、長期保有の安全性を物語っていると思います。
スマート・ファイブ(ばらんす型ファンド)
- 基準価額 9,490円
- 保有口数 10.593口
- 評価金額 10,053円
- 投資金額 10,000円
- 運用損益 +53円
※かろうじて、評価益がでています。さすが、ばらんす型です。手堅いです。
ダイワ・USリート
- 基準価額 2,187円
- 保有口数 12,627,045口
- 評価金額 3,855,035円
- 投資金額 5,500,000円
- 運用損益 -1,644,965円
※運用損益は、最大のマイナスです。不動産投資信託は不況時には厳しい結果となることをしめしています。
GS日本株式インデックス・プラス
- 基準価額 8,377円
- 保有口数 9,886口
- 評価金額 8,282円
- 投資金額 10,000円
- 運用損益 -1,718円
※日経平均株価に連動して値動きするファンドのため、株式市場の低迷の影響を受けています。
DIAM世界リート
- 基準価額 2,373円
- 保有口数 5,895,256口
- 評価金額 1,398,944円
- 投資金額 2,506,000円
- 運用損益 -1,107,056円
※こちらも不動産投資信託のため、大きな下げ幅となっています。
DIAM世界好配当株式ファンド
- 基準価額 6,653円
- 保有口数 2,603,871口
- 評価金額 1,732,355円
- 投資金額 2,510,000円
- 運用損益 -777,645円
※株式投資信託も全世界的な株安の影響を大きく受けています。
ステートストリート・ゴールドファンド
- 基準価額 7,898円
- 保有口数 15,614口
- 評価金額 12,332円
- 投資金額 10,000円
- 運用損益 +2,332円
※金の投資信託は不況時には強いですね。
日本株式SRIファンド
- 基準価額 8,059円
- 保有口数 10,591口
- 評価金額 8,535円
- 投資金額 10,000円
- 運用損益 -1,465円
※国内株式投資信託も、日経平均株価低迷のあおりを受けています。
合計
- 評価金額 7,045,054円
- 投資金額 10,566000円
- 運用損益 -3,520,946円
※評価金額も、3割以上目減りしています。
このまま売却したら大変なことになってしまいます。
※これまでに配当金を、2,838,755円受け取っているので、実質損失は、682,191円です。
今後の見通し
仮に、この水準で基準価額が上昇しなかったとしても、これまで通り投資信託商品を保有し続けていけば、分配金(配当金)を受け取り続けるため、評価損はさらに縮小されることになります。
約1年前の2019年6月の評価額9,386,537円の水準までに回復するまでにどれぐらいかかるのか楽しみに待つことにしましょう。
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