「10年で倍になった」過去最高利率の年利8%をつけていた時代の定額貯金の話です。この低金利のご時世に、もっと短期間で倍になった投資信託があります。
別に、投資信託の世界では、珍しくもないことですが、私が実際投資した郵便局の投資信託商品の中にもそんなファンドがあります。
それでは、10年よりも短期間で倍になった郵便局の投資信託の商品をみていきましょう。
投資信託の種類は、「海外株式投資信託」です。
ファンド名は、「日興五大陸株式ファンド(日興アセットマネジメント)」です。
10年で倍以上に
郵便局の「定額貯金」も、一番利率のよいときは、10年で倍になったときがありました。
投資信託なら、この超低金利下のご時勢でも、もっと短期間で倍以上になる商品もあります。
私が投資している「日興五大陸株式ファンド(日興アセットマネジメント)」がそうです。
私は、このファンドを以前、毎月10,000円の積み立て(投資信託自動積立)をしていました。
お金が入り用で、やむなく積み立てを解約したのですが、積立日と解約日のタイム・ラグで、ひと月分が残ってしまいました。
その結果、投資金額が、「10,000円」に対して、口数が、「20,206口」、評価額が、「22,538円」となりました。
そのまま、積み立てを続けていればと、悔やまれる結果です。
何も、海外株式投資信託だけが、儲かるという話ではありませんが、この低金利下でも、10年で倍以上になる投資信託があるという一例です。
『マザー・ファンド』への投資
この「日興五大陸株式ファンド(日興アセットマネジメント)」は、「海外株式インデックスMSCIーKOKUSAI」という先進国の株式市場のインデックス・ファンドに、80%、「海外株式インデックスMSCIーエマージング」という新興国の株式市場のインデックス・ファンドに20%の比率で投資しています。
先進国の株式市場に80%、新興国の株式市場に20%とひとつのファンドで、分散投資しているわけです。
この「80:20」という投資比率も、このファンドの投資成果をどのあたりにもっていくかという「ねらい」を感じます。
この比率が、逆だったら、かなり強気のファンドになるでしょう。
このように、ファンド自身が、さらに上位のファンドに投資しているケースは、意外と多くあり、上位ファンドのことを「マザー・ファンド」(親ファンド)、投資しているファンドのことを「ベビー・ファンド」といったりします。
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