ブログアフィリエイトビジネスの目的はブログの訪問者にあなたがすすめた商品やサービスを購入してもらうことです。
しかし、セールスレターを一生懸命書いてもなかなか購入に至らないことが多く説得力が足りないのではと悩んでいるのではないでしょうか?
商品やサービスを売るのにはやはり説得力がないといけないのでしょうか? 説得力とは、言葉巧みに商品を紹介して顧客に商品を買ってもらうことでしょうか?
あなたのセールスレターを説得力あるものにするストーリーテリングの力とは!?
広告が、商品やサービスの特徴や性能を詳しく書き並べても商品やサービスの本質が顧客にしっかり伝わっているとは限りません。ただ、商品の特徴を伝えるだけでは、その本質は顧客の心に響かないからです。
その点、ストーリーテリングには、あなたが伝えたいメッセージを(あなたの価値観)を顧客に共感してもらうための説得力があります。なぜ、ストーリーテリングにはそのような力があるのでしょうか?
広告のプロである『ジェイソン・ハリス』氏は彼の著書である『ソウルフルネス』で、ストーリーテリングの力について語っています。
というよりも、彼が経営している広告代理会社の手法そのものが『ストーリーテリング』を使った広告戦略をとっているのです。
その理由としてストーリー(物語り)には、次のような力があるからです。
・忠誠心を引き出す。
・別の世界に私たちを連れ出し、経験したことのない事実を理解してもらう。
・新たな視点でアイデアを考慮してもらう。
・情緒のレベルで物事を理解してもらう。
ストーリーテリングには、感情移入により、顧客はストーリーの世界に意識が向き、考え方を変えるのに抵抗がなくなるのです。そのため、あなたの価値観を受け入れやすくなります。
ストーリーを聴いた顧客は、自分の力であなたが伝えようとしたポイントを突き止め、自分の力で結論を導き出したと思ってもらえます。
自分で導き出した結論は、他人から押し付けられた結論よりも確信を持ったものになります。自分でたどりついたという信念があるからです。
売れる広告にするためのストーリーテリングのルールとは!?
広告に説得力をもたらすストーリーテリングですが、その効果を最大限に発揮させるために気を付けなければいけない点をおさえておきましょう。
【簡単な事実から話す】
相手に伝えたいメッセージをごく簡単なひとつの文章で言い表せるようにしましょう。
もし、それができないのなら、それはあなたがそのメッセージの意図をきちんと理解していない証拠です。
ひとつのストーリーに複数のメッセージを含ませてはいけません。幾通りもの解釈を許すようなストーリーは説得力あるメッセージを伝えるのにふさわしい手段と言えないからです。
【オーソデックスなストーリー構成】
オーソドックスなストーリー構成とは、<目標>、<障害>、<解決>の形をとったものです。
<目標>
登場人物は誰か? 何を求めているのか?
<障害>
目標を達成させるために何が問題となっているのか?
物語りの聞き手は何か危機にさらされているのか、その危機の回避方法はすでに察知していると思われますが。
<解決>
結果はどうなったのか?
主人公が障害を乗り越え、目標を達成するかどうかに関わらず、ストーリーの結末は聞き手の感情が一気に解放される部分です。話し手はストーリーの結末で伝えたいメッセージを明かすことになります。
優れたストーリーテリングを繰り出すためのテクニックとは!?
それでは、聞き手が思わず自分からあなたのメッセージにたどりつくような優れたストーリーテリングを繰り出すためにはどうしたらよいのでしょうか。
【優れたストーリーをストックしておく】
情報源が何であれ、本当に心を動かされるストーリーが思い浮かんだら、できるだけ詳しく書き留めておくことが大事です。それは、紙にかいてもいいし、パソコンやスマホのメモ機能を使ってもいいでしょう。
その際には、このストーリーはどんなメッセージを伝えたいものか決めておくことが大事です。
【ストーリーを編集する】
聞き手に必要なことがもれなく伝えられているか検証する必要があります。
聞き手の想像力に火をつけるような効果的なディテールは大いに活用しましょう。
一方で、伝えたいメッセージと関係ないストーリーをカットすることも大事です。
<目標><障害><解決>と直接関係ない設定も省きましょう。
【みんながよく知っているストーリーの威力を活用する】
みんなが知っているようなストーリーを活用するのは、新規性に欠け面白みがないと思うかも知れませんが、そんなことはありません。
みんながよく知っているストーリーは顧客に感情移入してもらいやすく、親近感も感じられるため、すぐにあなたの話に耳を傾けてくれるでしょう。
あなたはこれから、商品やサービスの性能や品質を語るのではなく、あなたのメッセージを伝えるストーリーテラーになりましょう。
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