お寿司や刺身など和食に欠かせない調味料が『醤油』です。
美味しい醤油はもちろんのことカラダによいものを選びたいものです。
健康によい醤油を選ぶときのポイントはどこにあるのでしょうか!?
楽天ランキング一位の老舗の醤油を例に、その点を確認していきましょう!
醤油発祥の地『湯浅』醤油〜手作り!酵素が生きている!
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醤油は発酵食品であることから、生きた酵素を摂取するためには加熱やろ過をしていない生のものがおすすめです。
その点、湯浅醤油の『濁り醤(にごりびしお)』は、圧搾も加熱もせず、麹が原料を分解してできた汁のみを取り出した醤油なので理想的です。
酵素というのはもともと収穫したての新鮮な野菜にはたくさん含まれているのですが、発酵食品の中にも含まれています。ただ、酵素は熱に弱く60℃の熱で30分間加熱すると大半の酵素は死滅してしまいます。なので、あまり加熱しない方がよいのです。
ちなみに、『濁り醤』という名は、酵母の影響で通常の醤油に比べ少し濁った色になることから名付けられたものです。
醤油発祥の地『湯浅』醤油〜岡山県国産丸大豆100%使用!
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また、健康に良い『醤油』の条件として大事なのが使用している原料の大豆です。
『国産丸大豆100%』という表記をよく見かけると思いますが、『丸大豆』というのは『まるっこい大豆』とかそういう大豆の品種を意味するのではなく加工していない丸々の大豆を使用しているという意味です。
『丸大豆』に対して大豆から脂肪分を取り除いた大豆を『脱脂加工大豆』などと言います。
脱脂加工大豆には油を取り除く過程で『ヘキサン』という石油からできた有機溶剤を、『加工助剤(効率よく食品加工するときに使用する薬品)』として使っています。ヘキサンは加熱することで蒸発するため製品には残留しないと言われていますが食品に石油由来の加工助剤を使われていることを気にする人もいるでしょう。
また、国産大豆は輸入品に比べもともとタンパク質が多い割には脂肪分が少ないので丸大豆として使うなら国産のものが適していると言えます。ただ、国産の大豆は生産量も少ないので価格が高くなるという欠点があります。
湯浅醤油の『濁り醤(にごりびしお)』は、岡山県産の大豆を使用しています。
醤油発祥の地『湯浅』醤油〜ところで『醤(ひしお)』っ何!
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醤油発祥の地『湯浅』とご紹介してきましたが、なぜ湯浅町が醤油発祥の地なのでしょうか!?
鎌倉時代に中国から金山寺味噌の作り方を持ち帰った僧が、湯浅でその製法を教えていました。その時にできた偶然の産物が『たまり』です。そして室町時代になって、現代のものとほぼ同じ『たまり醤油』が完成することになりました。
ところで、商品名の『濁り醤(にごりびしお)』の『醤(ひしお)』とはなんでしょうか!?
醤油の原型は古来中国の塩漬け発酵食品の『醤(じゃん)』で、『醤(ひしお)』として日本に伝えられました。醤は奈良時代や平安時代の宮中宴会では、お酒や塩などと共に調味料として卓上で使われていたようです。
そして、なんと『濁り醤(にごりびしお)』の製造元の湯浅醤油『角長』は天保12年の老舗なのです(^^♪
まとめ
お寿司や刺身など和食に欠かせない調味料の『醤油』、高級醤油にはよく『国産丸大豆』という文字を見かけます。
丸大豆というのは、大豆から脂肪分を取り除いた『脱脂加工大豆』に対してそのままの大豆を使用しているという意味です。
国産大豆は輸入ものに比べてたんぱく質も多く脂肪分も少ないので丸大豆に適しています。
湯浅醤油の『濁り醤(にごりびしお)』は、岡山県産の大豆を使用し圧搾も加熱もせず、麹が原料を分解してできた汁のみを取り出した醤油です。
天保12年創業の老舗の醤油で美味しい和食を味わってみませんか♬
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