【つぶあん羊羹】創業400年の奈良の老舗和菓子店『菊屋』の『玄武羹』!

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『羊羹』が食べたい!

しかも、小豆の味がしっかりとした羊羹が食べたいというあなたにぴったりの羊羹があります。

老舗菓子店『本家菊屋』のつぶあん羊羹『玄武羹』です!

老舗菓子店にはいろいろありますが、創業は天正13年(1585年)というからまだ江戸幕府も創立していない400年以上前になりますので、いかに『本家菊屋』の歴史が古いか想像していただけるでしょう。

『本家菊屋』の江戸時代のお店の看板には、すでに『玄武羹』の文字が刻まれたというからこのお菓子も悠久の時を感じさせる伝統のお菓子といえるでしょう。

そんな、伝統的な銘菓である『玄武羹』とはどのようなお菓子なのでしょうか!?

江戸時代からある『玄武羹』とはどんな和菓子!?

 

 

老舗菓子店『本家菊屋』の『玄武羹』は、大納言小豆の羊羹を『村雨生地』という生地に流し込んです巻きにしたお菓子です。

出典:http://brand.sen-shu.com/shiogo/

『村雨生地』というのは、小豆と砂糖、米粉を原料にしてそれを蒸した和菓子です。荒めの通しでそぼろこしたのを、雨に見立てて作ったもので、その形状から『村雨』の名がつけられました。 非常にあっさりとしていてとても口溶けがよいものです。

小豆を原料にしたケーキのようなものだと思っていただけたらよいでしょう。

風味豊かな大納言小豆のつぶあん羊羹と、しっとりとした村雨生地の食感が、絶妙なハーモニーを醸し出しています。

『本家菊屋』の『玄武羹』の『玄武』とは!?

 

ところで、老舗菓子店『本家菊屋』の伝統的な銘菓『玄武羹』は、なぜ『玄武』という名が使われているのでしょうか!?

『玄武』というのは、 中国古代の想像上の動物です。 古代の中国では、東西南北の四方を『青竜(せいりゅう)』、『白虎(びゃっこ)』、『朱雀(すざく)』、『玄武』の四神がそれぞれ守護していると考えられ、『玄武は北方にあてられていました。

老舗菓子店『本家菊屋』には、この四神にちなんだ『青竜羹』、『白虎羹』、『朱雀羹』、『玄武羹』が販売されていて、江戸時代の看板にもこの四神の羊羹と『紫雲羹』を加えた5種類の羊羹の名が刻まれていました。

羊羹と中国の四神とどういう関係があるのかと疑問に思った方もいるかと思いますが、老舗菓子店『本家菊屋』が奈良県最古の菓子店であることと関係があります。

奈良の平城京は中国の都城建設の条件である『四神相応』という東西南北の守護神(青龍、白虎、朱雀、玄武)に守られた地勢学により建設されたものだからです。

ちなみに、老舗菓子店『本家菊屋』の銘菓『白虎羹』はこのようなお菓子です↓

 

『本家菊屋』の『玄武羹』のつぶあんの独特の製法とは!?

 

老舗菓子店『本家菊屋』は、創業から400年以上続く桁外れの老舗店ということから、あんこの製法も独特です。

餡(あん)を炊く釜は今ではほとんど見かけない蒸気で一気に炊き上げられる丈夫な砲金の大釜を使用しています。火力があるため炊き上げる時間が短いので仕上がりの良い餡になります。

吟味された国産の最高級の大納言小豆を使用し、昔ながらの大釜を使用して炊き上げる独自の製造方法で作られた『つぶあん』は400年も経った今でもお菓子好きの人に愛され続けているのです。

まとめ

老舗菓子店『本家菊屋』の『玄武羹』は、大納言小豆の羊羹を『村雨生地』という生地に流し込んです巻きにしたお菓子です。

『村雨生地』というのは、小豆と砂糖、米粉を原料にしてそれを蒸した和菓子です。 非常にあっさりとしていてとても口溶けがよいものです。

老舗菓子店『本家菊屋』には、この四神にちなんだ『青竜羹』、『白虎羹』、『朱雀羹』、『玄武羹』が販売されていて、江戸時代の看板にもこの四神の羊羹と『紫雲羹』を加えた5種類の羊羹の名が刻まれていました。

奈良の都『平城京』は、中国の都城建設の条件である『四神相応』という東西南北の守護神によって守られていて、この『玄武羹』という羊羹は奈良の老舗菓子店が四神になぞらえて作った銘菓です。

 

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>あんこはやっぱり粒あん!という人のための小豆羊羹大特集!

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