会員制リゾートホテルに限らず、ホテルのディナーはバイキング形式というところが増えてきましたね♬
バイキング形式だと好きなものを好きなだけ食べられるいう魅力がありますが、一方で『バイキング料理は嫌い!』という方も多いのではないでしょうか。
バイキング形式だと『どうしても食材の質が落ちる』とか、『食事の雰囲気を楽しめない』という理由からでしょうか。
そこで、今回はバイキング形式の魅了を保ちながら、料理のクオリティーも高く食事の雰囲気も配慮した会員制リゾートホテルをご紹介したいと思います。
バイキング料理が嫌いな妻も満足の『プリフィックスブッフェ』
世の中には、バイキング料理が嫌いな方もいらっしゃることだと思います。
私の妻もそのひとりです。やっぱりただ食べるのではなく、食事の雰囲気を楽しみたいというのがその理由のようです。
(妻がバイキング料理が嫌いな理由はこちらをご覧ください(↓)
>『バイキング料理』リゾートホテルの豪華料理でも妻が嫌いな理由
元来食いしん坊の私は、妻がバイキング料理が嫌いとわかっていながら、今年の結婚記念日のディナーはバイキング料理にしようと誘いました。
食事の場所は、奥浜名湖にある『KIARAリゾート浜名湖』のレストラン『FOS』です。
と言っても、だいたいの結婚記念日のディナーは毎年ここですけどね(^^♪
いつもは、コース料理をお願いしていて、だいたいこんな感じです↓
>会員制リゾートホテル~ある日のディナー【KIARAリゾート浜名湖FOS】
こちらのレストランはとても美味しいということだけでなく、写真を見ていただければおわかりいただけると思いますが盛り付けも芸術的です。妻はこういうところを大事にしているのだと思います。
幸い、『KIARAリゾート浜名湖』のレストラン『FOS』では、バイキング形式の料理も提供されているので、妻を説得して今年の結婚記念日のディナーはバイキング料理を選択しました。
ただ、こちらのレストランでは正確には『プリフィックスブッフェ』という形式です。メイン料理をいくつかの肉料理または魚料理から選び、その他の料理はバイキング形式の『ハーフバイキング形式』です。
レストラン『FOS』の『プリフィックスブッフェ』のメリット
メイン料理をいくつかの肉料理または魚料理から選ぶ『ハーフバイキング形式』の『プリフィックスブッフェ方式』にはいくつかのメリットがあります。
コース料理と変わらぬクオリティー
これは、『プリフィックスブッフェ』方式のメリットというよりも、レストラン『FOS』の接客姿勢の表れだと思いますが、料理のクオリティーがコース料理と変わらないということです。
まず、目に付くのがお刺身です。綺麗に2切れずつ小皿に盛られています。これなら、食いしん坊の私でも皿に山盛りに盛ったりすることはありませんね(^^♪ 写真の篭に小皿をのせていく方式です。
バイキング用の刺身だからといって食材を落とすようなことはありません。
以前、コース料理(和洋折衷コース)で食べた刺身と同じクオリティー(かなり高いクオリティー)と変わりありませんでした。
ここからがバイキング料理の嬉しいところですが、手前のイカの刺身を食べたところで篭の空いたスペースにすかさず海老のマリネをのせました。
それでも、オードブルだけでも篭にのせきれなくて篭からはみだしています。タコの刺身や生ハム、マスカルポーネチーズを加えたスモークサーモンと充実した内容です。
メイン料理の存在感
おしゃれに盛り付けられたかわいらしい小皿の料理も美味しいのですが、ちょっとかわいらしすぎてちょっと物足りないと感じるかも知れませんが、『プリフィックスブッフェ』方式の良いところはちゃんとメイン料理が運ばれてくるということです。
そこは、バイキング料理といえでもホール係のスタッフが料理を運んできて料理の説明をしっかりしてくれるので料理の雰囲気を楽しむという醍醐味は損なわれることはありません。
シャンペンもコース料理のときと同じように注いでくれましたしね。
メイン料理は魚料理の好きな私は『鰈(カレイ)のフリッター』を頼みました。
妻は、『合鴨のマスタードソース添え』を注文していました。やっぱりメイン料理は存在感がありますね。テーブルの上に華やかさが加わりました。
食いしん坊の私は『鰈(カレイ)』と『合鴨』のひと切れずつの交換を申し出ましたが、妻は交換には応じず、『合鴨』をひと切れ私にくれました。意外と優しいです♬
サブメイン料理の充実度の高さ
メイン料理の存在感もさることながら脇役のサブメインもなかなか充実しています。
本日のパスタは『イカ、エビ、アサリの渡り蟹のクリームパスタ』です。バイキング料理のパスタにはありえないクオリティーです。あまりに美味しかったけどこれ以上食べたらメイン料理が食べられないと我慢しました。
そして、『牛すじ肉のブラックカレー』が美味しすぎます。
バイキング形式なので、『メイン料理が運ばれてくる前に、あまり食べすぎてはいけませんよ』と誰も注意してくれないので自分で制御するしかありません。
和食も楽しめるありがたさ
そもそも前菜にあれだけの種類の料理が用意されているので和食の充実ぶりはおわかりいただけたかと思いますが、他にもまだ美味しい和食が用意されています。
先ほど紹介しきれなかったオードブルに『茄子のイクラ添え』などもありました。
『秋刀魚』や『鰆(サワラ)の西京漬け』なども趣きのあるお皿にのせられています。プラスチックの容器にてんこ盛りなんてことはありませんね。
和食の肉料理だってありますよ。こちらは『豚肉と茄子』の煮物です。茄子が揚げ出しのように調理されていてふわっとした食感でした。
ここまで、よく見るとどの料理も一品ずつ皿に盛られていますね。バイキング料理特有の色んな利料理が皿の上で同居しているような騒々しさはありませんね。あれを見て食事の雰囲気どころか食欲も減退することはあります。
〆のデザートもバイキングらしくないこだわり
ここは完全会員制リゾートホテルなのでいくらバイキングといっても食後のコーヒーを自分でコーヒーマシンでボタンを押したりするようなことはありません。
ちゃんと、ホールのスタッフの方が食事のころ合いを見てさりげなく運んできてくれます。そしてここが大事なのですがデザートもこのようにおしゃれに盛り付けられて運んできてくれます。バイキングのデザートコーナーからとってきたものではありません。
もちろんこれだけでは物足りないひと(私です)は、デザートコーナーからもってきて追加でデザートをいただくのもアリです♬
料理の内容も充実していたのはもちろんですが、バイキング形式でありながら落ち着いた雰囲気で食事ができたのは完全会員制という比較的少ない客数であることとレストランの調度品の質の高さからだと思います。
この内容ならバイキング料理が嫌いな妻もまた付き合ってくれると思います。
奥浜名湖にある『KIARAリゾート浜名湖』のレストラン『FOS』が気になった方はこちらから↓
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