最高のセールスコピーとはどんなものでしょうか!?
それは、読み手が商品を思わず買いたくなるようなコピーだと思いますが、いったいどうやったら読み手にそのような気持ちを持ってもらえるのでしょうか!?
それには、読み手の感情的な反応を引き出すようなコピーを書けばいいのですが、なぜこれが最高のコピーといえるのでしょうか!?
今回はその疑問にお答えし、どうやったら読み手の感情的な反応を引き出せるようになるのか説明していきます。
なぜ、読み手の感情的な反応を引き出すことによって商品が売れるのか!?
よく、マーケティングの常套句で、『人は必要なものを買わない。欲しいものを買うのだ。』という言葉をあなたも聞いたことがあると思います。
また、その理論を裏付けるような言葉として次のようなものがあります。
『人は感情でものを買い。理性でそれを正当化させる。』
つまりは、人は商品を購入するときに、その商品の性能や特徴を理解して買うのではなく『欲しいという感情』が先にあって、購入後に自分の選択は間違っていなかったと他者のレビューなどを聞いて安心するものなのです。
なので、セールスコピーが、商品の特徴を説明するよりも、読み手の感情的な反応を引き出すことの方がより商品を売るのに効果的ということです。
あなたのコピーが、読み手の感情的な反応を引き出させるにはどうしたらいいのか!?
それでは、あなたのセールスコピーが、読み手の感情的な反応を効果的に引き出すにはどうしたらよいのでしょうか!?
その答えは、『ジム・エドワーズ』氏がその著書『Copywriting Secrets』で次のように説明しています。
読み手の感情的な反応を引き出すためには『特徴』、『恩恵』、『意味』を読み手に上手く伝えることが重要であるということです。
『ジム・エドワーズ』氏は、セールスコピーの中で見込み客に向けて商品の特徴や恩恵(メリット)を紹介するときには、その恩恵の意味するところを必ず伝えなければならないと言っています。
その意味するところを伝えることができなければ、折角の商品のメリットも読み手の心に届くことはないでしょう。
では、どうしたら『恩恵の意味するところ』を読み手に伝えることができるようになるのでしょうか!?
『ジム・エドワーズ』氏は、それには『宣伝文句や特長、恩恵を伝える度に、なぜ、それが重要なのか? なぜそれに意味があるのか?』ということを自問自答するといいと説いています。
例えば、有名な『電動ドリルと穴』の話では、なぜ、『18ボルトのモーター搭載ドリル穴直径13ミリまで対応』という電動ドリルの性能が、重要なのかというその意味を考えるということです。
その意味としては、『日曜大工を早く終わらせたい』『妻に喜んでもらいたい』などいろいろ考えられると思いますが、潜在的な顧客の脳みそを探るようにして答えをひねり出す必要があるということです。
その意味が見つかったら、次のような言葉とともに読み手にアピールしてみましょう。
『ジム・エドワーズ』氏からの貴重なアドバイスです。
それが何であるか、またはそれが何をもたらすかについて述べた後、魔法の言葉『つまり___』を使う。
素晴らしいセールスコピーを思いついたらテストもしてみましょう!
そして、読み手の感情的な反応を引き出すような素晴らしいコピーを思いついたらさっそく公開してみましょう。
まあ、ここまではよくある話ですが、ここからが大事な話です。
よくあるテスト方法として、『A/Bテスト』という方法があります。
A/Bテストというのは、効果を上げている条件を取り出して、さらに良い結果が得られるように用意した別の案を試してみる方法です。
A案とB案を用意して、効果の高い方を採用するのですが、B案の方が良ければ、これをA案にしてさらに別の方法をB案にしてこの勝ち抜き戦を繰り返すのです。
『ジム・エドワーズ』氏はテスト可能な例として次のような条件を変えてテストすることをすすめています。
・見出し
・申し込み特典
・値段
・メールの件名
・注文ボタン
※ただし、一度にひとつの条件だけを変えてテストすること
コンバージョン率(広告を見た人のうち、実際に商品を購入した人数の割合など)が1%から1.2%と0.2%改善するだけで驚くほどの効果があります。
(例えば、10,000円の売り上げている場合、1,000人からアクセスがあり1%のコンバージョン率では100,000円の実績ですが、同じ1,000人のアクセスでも1.2%のコンバージョン率では120,000円となり、額では20,000円、率としては20%の報酬アップとなります。
A/Bテストを実施しない手はないですね!!
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