『ブログアフィリエイト収益の投資3分法』の2番目の話は『金融商品に投資』するでした。金融商品の投資はまったくの不労所得で、あなたは何もせずに毎月まとまったお金が入ってきます。毎月まとまったお金を手にするには、投資信託の『毎月分配金発生』の商品で『再投資』ではなく『分配金受け取り』を選択すればOKです。
投資信託で毎月10万円を受け取るしくみ
投資信託で毎月10万円を受け取るしくみとしてどんな方法が考えられるでしょうか!?
仮に、毎月50円の分配金が受け取れる投資信託商品があったとします。
『えっ!たったの50円』とアドセンスのワンクリック程度の金額に慣れたあなたはそう思うかも知れませんが、これは投資信託の1万口あたりの分配金です。投資信託の各商品の値段は『基準価額』といって日々変動します。
当然基準価額が低いときに購入すればそれだけ多くの口数を購入することができます。
例えば、基準価額が5,000円(1万口に対して)のときは、100万円の資金で200万口購入することができるのです。分配金が50円としたら、200万口ですから、50円×200(万口)の10,000円の分配金を毎月受け取ることができるのです。1,000万円あれば毎月10万円受け取ることができます。(ただし源泉分離課税として20%が差し引かれます)
軍資金1000万円あれば、毎月10万円の受取も可能!?
つまり、ブログアフィリエイトで1000万円稼ぐことができれば、金融商品に投資すれば新たに毎月10万円の収入源をもうひとつ増やすことが可能ということです。『そんなに稼げるか!』というひとは、コツコツとまとまったお金が入ったときに少しずつ金融商品を購入して金融資産を増やしていきましょう。
『コツコツ増やすのかぁ〜』、『毎月1万円貯金しても1年で12万円、10年で120万円にしかならない』とため息をついているひとは、10年後に1円も貯金していないというひとです。
元本が2倍になる『72の法則』を知っていますか!?
さきほどお話した分配金50円の投資信託商品を100万円で運用したときの実質金利を計算してみてください。
100万円の元本で毎月1万円の分配金ですから、1年に換算すると12万円でなんと年利12%になります。税引き後の金利でも年利9.6%という水準です。
ところで、あなたは『72の法則』というのを知っていますか?
この法則は、『72』を金利(%)で割った数字が元本が2倍になる年数を示しています。
分かりやすい例で説明すると、金利7.2%で運用すると72÷7.2(%)=10年という答えが出てきます。
郵便局の定額貯金がもっともよいときが、8%でしたから、10年で倍になりました。
2021年8月1日現在の定額貯金の金利が0.002%ですから、この『72の法則』にあてはめると、3万6千年かかることがわかります。もはや預貯金ではお金が増えないことがわかります。
複利の力をあなどってはいけない!
今の定額貯金の金利では元本が倍になるまでの年数を聞くと、貯金をする気持ちが失せるかも知れませんが、コツコツ貯めるときの複利の力をあなどってはいけません。
年利7.2%で運用すれば、10年で倍になるのですから、20年で4倍、30年で8倍、40年で16倍になります。これは20歳で100万円投資すると60歳には1600万円になるという計算です。
1600万円あれば、先ほどの投資信託商品の場合なら毎月16万円の収入が得られることになります。もうこれはちょっとした『個人年金』ですよね。
問題は長期にわたって年利7.2%を稼ぎ出す金融商品を見つけるのは難しい
理屈の上では20歳のひとが40年後の60歳になったときに、100万円の元本が1600万円になり、さらに投資商品を購入して毎月16万円の分配金を受け取るというシナリオが描けたとしても、実際問題毎月7.2%の年利を稼ぎ出すことは容易ではありません。
みなさんもご存知のように、2021年の今、世界経済は新型コロナウィルスの感染拡大の危機に直面していて投資信託の分配金はどの商品も低迷しています。おそらく、感染拡大の前の半分以下の水準に落ち込んでいると思います。しかし、リーマンショックから立ち直ったようにこの新型コロナウィルスの危機を乗り越えて再び元の水準まで回復するときが必ずあるでしょう。
重要なのは、長期のスパンで投資を考えるということです。景気の浮き沈みはあると思いますが長期のスパンで平均7.2%を叩き出せばよいのです。
短期の売買を繰り返して稼ぐのは投資ではなく『投機』です。あなたは長期的な投資であなたの金融資産を増やしていきましょう。
長期投資という視点で資産を築くための方法を記した著作があります。
投資家であり、自身も大富豪のマーク・モーガン・フォードの本です。
コメント