まだ、残暑厳しい折り、百貨店などではもう『2022年のおせち料理』の予約受付が始まりました。
正月に欠かせない『おせち料理』も今では家庭で作るうちは少なくなっていることでしょう。予約注文すれば老舗料理店の美味しいおせち料理も家庭で味わうことができますからね。
おせち料理を正月以外にも食べたい!
ところで、この『おせち料理』、正月以外にも食べてみたいと思いませんか!?
ある朝の食卓で妻と『今年もおせち料理の予約がもう始まったね』と話をしていると、妻が『なんでおせち料理、正月にしか販売しないのかしら? コロナ禍で外出できなくて家に閉じこもっているひとは買うんじゃないの?』と言いました。
おせち料理は正月に食べるのが当たり前なので、そんな疑問も感じませんでしたし、正月以外におせち料理を売るなんて想像もつきませんでした。
おせち料理を正月以外に売れば独り勝ちでは!?
おそらく『2022年正月』に向けた『おせち料理商戦』はデパート、ホテル、コンビニ、料理店が参入し激戦状態にあると思います。
ところが、正月以外に『おせち料理』を販売しているところはなく、例えば、今『秋おせち料理』などと銘打っておせち料理を販売したら『独り勝ち』の状態になる可能性があるのではないでしょうか!?
それとも、『正月以外におせち料理を売るなんて!』と笑いものになるでしょうか?
いずれにしても、最初におせち料理の概念を覆すのはリスクが必要になるでしょう。しかし、ひとたび『おせち料理』の新概念が確立されたら早期参入企業はその市場シェアを大きく伸ばすチャンスがあると思います。
『おせち料理を正月以外に』をグーグルで検索してみたら!?
おせち料理を正月以外に販売している企業がすでに存在しているかも知れないと思ってグーグルで次のように検索してみました。
『おせち 正月以外』
検索結果はどうなったと思いますか?
上の図がその検索結果ですが、さすがグーグルの検索エンジン! 見事に『おせち料理を正月以外に売りなさい』というコンサルタント会社の『マッキンゼー』の記事が第1位に表示されました。
さらに、感心したのがこのマッキンゼーの記事、掲載日時が2014年6月26日、こんな早い時期におせち料理の可能性を言及していたのです。ただ、この記事の主旨はマーケティングで大切なことは何(商品・サービス)を売るのかというよりも、誰にどう売るのかという『市場』の方が大切だということだと思います。
それから、検索結果2位以下の記事を見てみると、『おせち以外のお正月にふさわしい料理』とか『おせち以外も食べたい!お正月の晩ごはんにぴったりなレシピ』など、完全におせち料理以外の料理がテーマになっています。その後の記事も似たり寄ったりで『正月以外』と検索したのに完全に『おせち以外』で検索したかのような結果になってしまっています。
何も、これはグーグルの検索エンジンが未熟であるということではなく、『おせち料理を正月以外に食べる』ということをテーマとしたコンテンツがなかったことを意味します。グーグルは検索者の要求を何とか満たそうとして『おせち料理以外で正月に食べたくなるようなもの』を探し出しては検索者に情報を提供しようとしています。
『おせち料理を正月以外に配達してくれる』会社はないか楽天市場で検索してみたら!?
それでは、おせち料理を正月以外に配達してくれそうな会社を『楽天市場』で探してみました。
たいていの会社は『2022年のおせち料理』の納期は2021年12月30日あたりでした。
ところが、おせち料理を正月以外にも届けてもらえそうな会社を2つほど見つけました。(もっと探せばいろいろ出てきたかも知れませんが・・・)
ひとつめの会社は、『楽天市場おせちランキング1位』の『博多久松』で提供している『敬老の日オードブル』です。おせち料理を長年作り続けてきたノウハウがこのオードブルに結集されています。
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もうひとつが『銀座割烹 里仙』監修の和風御前シリーズです。
『おせち料理』などとはどこにも書いてありませんが、もうこのクオリティーはおせち料理と名乗ってもよいのではないかと思います。
ちょっとアレンジを加えるだけでどうどうと『おせち料理』と名乗っても良いのではないかと思います。
本当におせち料理として通年販売すればいいのでは・・・。
『皇〜すめらぎ』、『絢〜あや』、『幸〜さち』の3種あります。
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今やおせち料理といえば、中華風おせち料理、洋風おせち料理といろいろなおせち料理があります。
『銀座割烹 里仙』の洋風オードブルも、『洋風おせち料理』と名乗ってもなんら問題のない豪華な一品です。
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”OSECHI”として売り出してもいいんじゃないでしょうか!?
一年中『おせち料理』が新しいスタンダードへ!
どこかの会社が勇気をもって正月以外にもおせち料理を販売すれば、それがやがて新しいスタンダードになって一年中おせち料理を楽しめるのが当たり前の世の中になると思います。
そうなれば、あなたはいつでも好きなときに家に居ながらにして美味しいおせち料理を食べることができるのです。
そしていつか、きっとあなたは、子どもたちやお孫さんに『おせち料理は昔はお正月にしか食べられなかっただよ』と自慢げに話すことでしょう。
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