太陽を食べて健康になろう!『食養生セミナー【太陽編】』

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食養生セミナー 太陽 リゾートホテル
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以前、食と健康を考える『食養生』セミナーの概要編で、『健康のための基本5項目』が大事だというお話をさせていただきましたが、今回は基本5項目のひとつ『太陽』編についてお話したいと思います。

健康にとって本当に大切なものはお金がかからない!

奥浜名湖のリゾートホテルで開催された『食養生』セミナーの講師は『星野リゾート』滞在型の体質改善プログラムを手掛けた食事療養士の『辻野将之』先生です。

辻野先生の食と健康を考える『食養生』の基本理念は『健康にとって本当に大切なものはお金がかからない』ということです。これはありがたい話で高額なサプリメントを飲んだり、パーソナルトレーニングをしないと手に入らないものではないということです。

出典:https://note.com/paraworks/n/n6f3961473d4c

今回の『健康のための基本5項目』のピラミッドの下から2番目の項目『太陽』はその最たるものです。その恩恵は計り知れないものがありますが、太陽は気前がよく『お天道様からは請求書はこねえずらよ』とかつてのCMの名言が物語っています。

『太陽を食す!』~『食養生』の食の概念!

『太陽を食す(太陽を食べる)』と聞くと、いぶかしく思われるかも知れませんが、『食養生』の『食』の概念は、食べ物だけではなく、私たちのからだの細胞をつくる素となっているものすべてを指します。例えば、皮膚から吸収する紫外線、鼻から吸い込む空気、口から取り入れる水なども『食』ということになります。

この『太陽を食す』という意味は、紫外線を吸収し生成されるビタミンDによりカルシウムを取り入れやすくするという直接的な意味だけではなく、太陽の光を浴びて育った作物を食べたり、太陽の光を浴びて体内時計をリセットするという意味も込められています。

私たちのからだは、25時間周期で反復するようにできていてこの生体リズムを『体内時計』と言ったりしていますが、地球の自転による1日の24時間周期との1時間のズレを毎朝太陽の光を浴びることによって調整しているといいます。

また、太陽の光には私たちのからだを健康な状態に保ってくれる重要なはたらきがあります。

健康な状態とは『体内環境が健全に保たれている状態』を指し、東洋医学では『気がからだ中にめぐっている状態』のことを言います。現代医学でいうと、『ホメオスタシス(恒常性)がはたらいている状態』です。太陽の光(特に朝の光)には、私たちのからだに『気』を満たしてくれる力があります。

『太陽を食す』実践編~浜名湖畔で朝食前に太陽をいただきま~す

さて、ここからは『食養生』~『太陽を食す』の実践編です!

『太陽食』は、『食養生』の宿泊セミナー『浜名湖養生』では2日目の一番最初のメニューになります。『太陽食』でも大事なことは深い呼吸をしながら太陽のエネルギーを吸収することです。辻野先生のレクチャーのもとに実際に太陽食をやってみました。

ホテルのエントランスを抜けるとちょうど奥浜名湖の向こう側に朝日が顔を出すところでした。

https://www.facebook.com/hamanakoyojo/

途中、『太陽が雲に隠れてしまった!』と私が言うと、辻野先生は『太陽のエネルギーは雲なんて簡単に通しますよ!』とおっしゃいました。例えくもりで太陽がその姿を見せなくても同じ効果があるということです。太陽食は全天候型のエクササイズです。

太陽食のあとは、奥浜名湖畔をウォーキングです。このウォーキングのときに辻野先生から『ナンバ歩き』という歩行法を教えていただきました。『ナンバ歩き』とは、右手と右足、左手と左足をそれぞれ同時に出して前に進む歩き方で、右足と右半身(右肩、右腰)が連動する動きで腰を捻らないので足・腰の負担が少なく疲れにくいため、長時間走り続けなければならなかった江戸時代の「飛脚」はこの走行法を取っていたと言われています。また、腰を捻らないため、内臓への負担も少ないと言われています。

また、股関節が硬い私は『大股で歩くといいよ』というアドバイスもいただきました。

食養生では『朝は発散する時間!』

『太陽を食し』、奥浜名湖畔でウォーキングをした後は、いよいよホテルに戻って朝食です。

体を動かした後なのでお腹もペコペコです。

KIARA 食養生
出典:https://www.facebook.com/hamanakoyojo/

なぜ、朝食前に運動をしたのかというと、食養生では『朝は発散の時間帯』だからです。また、『朝は排泄の時間帯』ともいえます。朝は発散の時間帯なので、食事をとらない方がいいと主張するひともいますが、理想は運動をした後に食事をとることです。

二度寝はカラダに負担!

朝という時間帯の話がでたところで、みなさんは『二度寝』といものをしたことがあると思いますが、実はカラダに負担がかかる行為だということを知っていますか。

人間のカラダは夜寝ている間は、必要のない分の血液は肝臓で蓄えられていますが、起床と共にその血液は肝臓から体の各部位へと送られます。二度寝すると、再び血液は肝臓に蓄えられ、二度寝から覚めるとまた体に送られるという動作を繰り返すために肝臓に負担がかかります。肝臓はお酒を飲みすぎると負担がかかりますが、二度寝などによっても負担がかかるので注意が必要です。

また、同様に平日に学校や会社があるので早く起きているひとが、休日に睡眠不足を解消しよとして昼近くまで寝ていることがありますが、これもカラダに負担をかけることになります。

人間のカラダは24時間周期で反復するリズムを覚える性質があるため、決まった時間に決まったことをすることでカラダの負担を軽減できるようになっています。カラダはルーチンワークが好きなのです。

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