現在の四角いきんつばの原型『本高砂屋』の『元祖四角六方薄皮高砂金鍔』!

スポンサーリンク
くらし便利帖
スポンサーリンク

『きんつば』というと、小豆餡を小麦粉でくるんで焼いた和菓子と誰しもが想像することだと思いますが、実は最初に『きんつば』が登場した時にはその形は丸型でした。

『きんつば』は、その形が『刀の鍔(つば)』に似ていたことから『銀鍔(ぎんつば)』と名付けられたのがその始まりでした。

その『銀鍔』が、京都から江戸に伝わる過程でそれまで外側の衣に『粳(うるち)』を使っていたものを『小麦粉』に替えて焼き始めたのが『金鍔(きんつば)』の始まりでした。その時もなお『きんつば』は丸い形をしていました。

『本高砂屋』以前の『きんつば』は丸型だった!

 

誕生当初から、これまでずっと丸型を貫いていた『きんつば』でしたが、今日のような四角い形の『きんつば』を始めて作ったのが明治10年(1877年)創業の神戸の老舗菓子店『『紅花堂』でした。

現在は、『本高砂屋』と店名も変わりましたが、この四角いきんつばの原型ともいえる商品が『元祖四角六方薄皮高砂金鍔』という名で売られています。

そのため、『金鍔(きんつば)』の商品名の前に『元祖四角六方』の文字が並んでいます。まさに、四角いきんつばの元祖にあたる商品なのです。

この四角いきんつばには、加工しやすいという利点があります。

きんつばの特徴は薄い小麦の皮を小豆餡にくるんで焼き上げるところにありますが、四角いきんつばは、銅板で焼くときに均一に火を通しやすく一面ずつ焼くことによってきれいな焼き上がりが期待できます。

この『本高砂屋』の四角いきんつばへの改良が、大量生産を可能にし、私たちが気軽にきんつばを楽しめることを可能にしました。まさに、きんつばの大革命が神戸で起きたのです。

焼き立てのおいしさにこだわった『高砂きんつば』

 

『本高砂屋』の『元祖四角六方薄皮高砂金鍔』の特徴は、その名のとおり『薄皮』にあります。今では『きんつば』の条件として『薄皮』は必須のものとなっていますが、きんつばの形を四角にしたことで初めて実現できたことです。

おそらくきんつば好きの人は、『小豆餡』そのものを味わい人だと思いますので、きんつばにとって『薄皮』というのは大切な要素であるはずです。

『本高砂屋』の『きんつば』ももちろん『小豆餡』が主役ですから、当然小豆餡に対する強いこだわりを持っています。

まず、原料の小豆は北海道産の『えりも小豆』を使用していて、さらに『手選別』で小豆を分けていることで、甘すぎず、ふっくらとした小豆本来の旨みを引き出せるように仕上げています。

小豆を炊き上げる水の『硬度』にも気を配り、まろやかな口当たりと品の良い小豆餡を作っています。

『本高砂屋』の『きんつば』は、こだわりをもって選んだ原料を使って、100年以上も職人がひとつひとつていねいに手焼きしています。

『高砂きんつば』の『金砂御明神』って何!?

 

『本高砂屋』の『きんつば』の原料へのこだわりは小豆餡だけではありません。

『きんつば』のもうひとつの大事な原料である『小麦粉』にも強いこだわりがあります。

『本高砂屋』の『きんつば』には、『本高砂屋』独自のブレンドで仕上げた『金砂御明神(きんさごおんみょうじん)』という小麦粉を使って焼き上げています。

この金砂御明神(きんさごおんみょうじん)』という『きんつば』専用の小麦粉のおかげで『種皮』が柔らかく色調の良い『きんつば』に焼きあがるそうです。

まとめ

これまで丸型の『きんつば』を今日のように四角い形に最初に焼き上げたのが明治10年(1877年)創業の神戸の老舗菓子店『『紅花堂』でした。

現在は、『本高砂屋』と店名も変わりましたが、この四角いきんつばの原型ともいえる商品が『元祖四角六方薄皮高砂金鍔』という名で売られています。

『本高砂屋』の『きんつば』はの原型ともいえる商品が『元祖四角六方薄皮高砂金鍔』という名で売られています。

原料の小豆は北海道産の『えりも小豆』を使用していて、さらに『手選別』で小豆を分けていることで、甘すぎず、ふっくらとした小豆本来の旨みを引き出せるように仕上げています。

また、小麦粉にも『本高砂屋』独自のブレンドで仕上げた『金砂御明神(きんさおんみょうじん)』を使うなどのこだわりを持っています。

四角いきんつばの元祖の味『元祖四角六方薄皮高砂金鍔』を味わってみませんか♬

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました