この低金利の時代、投資信託でもやってみたいと思っていても、損をするのがいやで二の足を踏んでいる方も多いと思います。
「ぜったいに損をしない」投資信託なんかはありません。
しかし、元本割れを最大限に抑えた投資信託商品はあります。
数ある投資信託の商品群でも、もっとも安全な商品は、国内債券投資信託でしょう。
郵便局の投資信託の運用成果を、実際に投資した商品でみていきましょう。
投資信託の種類は、「国内債券投資信託」です。
ファンド名は、「ニッセイ日本債券ファンド(毎月分配型)(ニッセイアセットマネジメント)」です。
価格の変動はごく緩やか、手堅いファンド
ところで、みなさんは「債券ファンド」というと、どのようなものを投資対象とすると思いますか。
日本の債券というと「国債」が、真っ先にうかぶのではないでしょうか。
この、「ニッセイ日本債券ファンド」という商品は、国債以外の債券(社債、地方債等)を積極的に組入れ、相対的に高い利回りの運用成績をめざじたファンドです。
「債券」は、定期的に利息が支払われ、償還時(満期時)には、「額面金額」が戻ってくる商品であるため、「株式」と比べて、安定性の高い商品と言えると思います。
なかでも、日本の債券は、海外債券と比べても、価格変動の振れ幅が少なく、海外債券のように、為替変動リスクを気にする必要がなく、「国内債券ファンド」は、様々な種類がある「投資信託商品」の中でも、最も安定した商品であるといえます。
そして、この「ニッセイ日本債券ファンド」も、過去の価格変動の波は非常に小さく、投資信託をはじめるにあたっては最適な商品であると思います。
このファンドの投資対象としては、「ファミリー・ファンド方式」をとっていて、マザー・ファンドは、「ニッセイ日本インカムオープンマザーファンド」というファンドです。
ニッセイ日本債券ファンドの運用成績
それでは、このファンドが生み出す利益をみていきましょう。
このファンドは、2018年8月に購入したものですが、投資信託の良いところは、購入した月から、分配金がもらえることです。
2018年9月18日現在の数値は以下のとおりです。
- 保有口数 1,025,059口数
- 一万口あたりの分配金 10円
- 分配金合計額 1,025円
基準価額は、9,641円、個別元本は、9,671円で、100万円の投資で、およそ100万口購入できるという比較的わかりやすい単価で、価格も安定し、値動きにもそれほど変化がありません。
分配金は、同じ毎月分配型の不動産投資信託など、50円と比べて、多くはありませんが、100万円の投資で、毎月1,000円の分配金は、年間にして、12,000円となり、10年ものの利付国債と比べても割のいい投資といえるでしょう。
不動産投資信託のような、大きな元本割れというリスクも小さく、手堅い投資商品だといえます。
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