半端な金額の切手の活用法〜『別納料金』は切手で支払うことができる!?

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家族の誰かが昔、切手の収集をしてたり、何年も前の「お年玉切手シート」が手元に残っていたり、半端な金額の切手は意外とあるものです。
現在の郵便料金の「62円切手」(はがき:第2種郵便物の料金)や、「82円切手」(封書:第1種定形郵便物の料金)に交換することも可能ですが、1枚につき「5円」の手数料がかかります。
また、「ゆうパック」を送るときに、切手をべたべた貼る方法もありますが、面倒ですし、第一あまりスマートではないですね。
そんなときに、便利なのが、「切手別納」という方法です。

後納と別納

最初にお話させていただきたいのですが、郵便局に、封書やはがきをだすことを、「差出」といいます。
郵便物を差し出す時の方法として、一般的な方法が、切手を貼って出す方法ですが、その他にも、「後納(差出)」、「別納(差出)」という方法があります。
「後納」はいわゆる「つけ払い」(掛け取引)で、あらかじめ郵便局との間で「後納契約」を結ぶ必要があり、契約を結んだ郵便局にしか差し出すことができません。
一方、「別納」の方は、切手を貼る代わりに、現金で支払う取り扱いで、こちらは、どこの郵便局でも差し出し可能です。
ただし、別納で差し出すには、一度に、10通以上の郵便物である必要があります。

別納料金は切手で支払うことができる

別納での差し出しをする場合、その料金は、一般的には、現金での支払いになりますが、これを切手で支払うことができるということをご存知でしょうか?
切手は、封書やはがきに貼るためのものではなく、郵便料金の支払いにも使えます。
例えば、書き損じのはがきを交換する際に、1枚あたり5円の交換手数料がかかりますが、この手数料も切手で支払うことができます。
別納料金を、切手で支払った場合、郵便局では、その切手を郵便物に貼って差し出すわけではないので、例えばこんなことができます。

82円の定形郵便物を、30通差し出すとします。
別納料金は、82円 × 30通ですから、2,460円となります。
切手で支払うといっても、82円切手を30枚用意する必要はありません。
手元にあるいろいろな金額の切手を寄せ集めて、合計2,460円になればよいのです。
極端な話、1円切手で2,460枚で支払っても問題ありません。
郵便局側は、2,460円分の別納料金を受け取って、別納スタンプを押すだけ(別納スタンプはお客さまに押していただくのが基本です)ですので、封書やはがきにたくさんの切手を貼るということもありません。

このように「切手別納」という方法を使えば、半端な切手も無駄なく有効に活用することができます。

当せんした書き損じのはがきも賞品をもらってから交換しましょう

冒頭で、切手の交換という話がでましたが、はがきの交換について少しお話させていただきたいと思います。
毎年、年賀はがきの当せん発表の後に、未使用のはがきや書き損じのはがきを、新しいはがきや切手に交換することがあると思います。
意外と知られていないのが、当せんしたはがきを郵便局に持っていき「賞品」を受け取ったあとに、そのはがきが未使用であったり、書き損じのはがきであった場合には、当せんの消印を押された状態のはがきでも、「5円」の交換手数料を支払えば、新しいはがきや切手に交換することができるということです。
「賞品」を受け取ったあとのはがきでも、無駄にせず、交換して有効に活用しましょう。

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