ブログアフィリエイトで稼ぐためには、ブログのテーマ選びが重要です。
長くブログの運営をするためには、あなたの好きなジャンルを選ぶことが大切ですが、それだけではそのジャンルが稼げるかどうか保証はありません。
では、どのようなことに気を付けたらいいのでしょうか!?
ターゲット市場とブログテーマは違う!
まず、始めに『ターゲット市場』と『ブログテーマ』の違いについて押さえておく必要があります。
それには、『メアリエレン・トリビー』著の『リストビジネスの教科書』という本が大変役に立ちます。
この本では、『市場』と『テーマ』についてそれぞれ次のように定義しています。
出典:https://www.directbook.jp/brt/
『市場』とは、同じ目的を持った人々の集まり。
『テーマ』とは、コンテンツの主題、伝えたいもの。
本書では、『市場』の方が『テーマ』よりも、重要だと言っています。なぜなら、テーマは市場に合わせて提示されるものだからです。例えば、同じ『減量』というテーマでも、市場が男性か女性かによって違うでしょうし、アスリートか一般のひとかによっても違うからです。市場がテーマを変えるのであって、市場によってテーマは磨かれるからです。
特定の市場が前提にあって、その市場の役に立ちたいという思いがテーマを決定し、そのターゲット読者固有のニーズにあうコンテンツを提供すべきだからです。
テーマだけを先に決めてしまうと、そのテーマに関する記事を書いてしまうと、記事のネタはやがて枯渇し、そのテーマの記事を読んだ読者は再びあなたのブログを訪問することはないでしょう。市場を特定しないで一般のひと全般をターゲットにしてしまうと多くの時間と費用を無駄に費やしてしまうことになるのです。
特定のターゲット市場を選んで、そのひとたちに役立つコンテンツを作れば、その市場のひとたちを成長させ、あなたも市場とともに成長できるはずです。そうなれば、あなたのコンテンツはより魅力的なものになっていくでしょう。
ターゲット市場を選ぶときに必要な3つの要件!
また、『リストビジネスの教科書』という本では、ターゲット市場を選ぶ上で必要な3つの要件についてふれています。
その要件を著者の『メアリエレン・トリビー』氏は、『3つのP』と呼んでいます。
1つめのPは、『Passion:情熱』です。
その市場に役に立ちたいというあなたの熱い思いは、ブログアフィリエイトの事業を粘り強く継続するエネルギーとなるでしょうし、あなたが情熱をもって取り組んでいる姿勢は必ず、あなたの事業に手を差し伸べてくれる協力者が現れるからです。
2つめのPは、『Purpose:目的』です。
目的とは、あなたのビジョンであり、あなたからのメッセージと言ってもよいでしょう。
あなたは何をするために、ブログアフィリエイトのビジネスを始めたのでしょうか!?あなたは、この市場で何を成し遂げたいかということです。
3つめのPは、『Profit:利益』です。
いくら、情熱や目的があっても、それがビジネスとして利益をもたらすものでなければ、ブログアフィリエイトと言えどもビジネスですから、それを行う意味も薄れてしまいます。
以上、ターゲットとなる市場が3つのPを満たすものであるかよく考えて市場を設定する必要があります。
ターゲット市場は最初は小さく!
さきほど、市場を特定しないで一般のひと全般をターゲットにしてしまうと多くの時間と費用を無駄に費やしてしまうというお話をしましたが、ターゲットがあまり絞り込まれていないとあなたのブログアフィリエイトビジネスはうまくいかない可能性があります。
どんなに成功したビジネスも最初は、特定の市場をターゲットとしたものです。
例えば、『GAFA』と言われているネットビジネスの一角を占める『フェイスブック』のターゲット層の拡大戦略をみてみるとその意味がよくわかると思います。
『フェイスブック』は、最初は『ハーバード大学』の学生限定サービスとして始まりました。それがやがて、『アイビーリーグの学生』、そして大学生すべて、さらには高校生を含む学生全般に広まり、最終的には一般のひとたちへと広まりました。
つまり、『小さく始めて大きく展開する』手法をとったのです。
あなたのターゲット市場も最初はごく小さい市場から始めて、その市場における認知を高めたのちにより大きな市場をターゲットにすればよいと思います。
そのブログテーマは稼げるのか!?
さきほど、ターゲット市場を選ぶ上で必要な3つの要件のところで、『Profit:利益』という話がでましたが、稼げる市場を見極めるのには、どうしたらよいのでしょうか。
その答えについても、『リストビジネスの教科書』という本で解説されています。
その市場で稼げるかどうかの判断として、『その市場は自己識別できるか』という条件をあげています。
自己識別できるかというのはどういうことかというと、対象となるひとたちは自分たちのことを何と呼んでいるのかということです。
自分たちのことを何と呼んでいるかわからない市場は、自己識別できていない証拠です。
また、稼げるかどうかの基準としてその市場はある程度の規模が必要です。
どの程度の規模であるか調べるためには、Google検索で『(例)マラソン愛好家 人数』などと検索すればおよその競技人口がわかると説明しています。
そして、『メアリエレン・トリビー』氏は、その著書『リストビジネスの教科書』で、売れるアイデアかどうかを見極めるためのリスト『ビッグマネーリスト』でその要件を次のように定義しています。
【ビッグマネーリスト】
- 稼げるようになる・・・副業など
- お金の節約になる
- 見た目をよくする・・・ダイエットなど
- 健康・長寿につながる
- 評判を高める ・・・ 誰かに認められる
- 安心感を高める
- 安らぎを与える
- 自由な時間を増やす
- 人生を楽しくさせる
全部の要件を満たす必要はありません。あなたが選ぶ市場に上記のいくつかの要件があればそれでOKです。
魅力ある記事コンテンツには何が必要か~記事コンテンツに盛り込むべき要素とは!?
最後に、あなたの記事コンテンツに盛り込むべき要素を紹介します。
記事の構成の項で詳しくお話しますが、記事の基本的な構成は以下の通りです。
記事の最初の段落(記事のリード文)では、読者の問題や悩みを提起し、読者をあなたの記事に巻き込む必要があります。
そして、記事本文では、その問題に対する答えを提示し、さらにその答えがなぜ有効なのか、その答えはどういう手順で実行したらよいのか説明します。
最後に、読者に行動を促す必要があります。なぜなら、読者に何をすべきか示さなければ、読者は興味をかきたてておきながら行動を起こさせなければ記事を価値あるものと思ってもらえないからです。
もし、あなたの記事が何か行動を起こすように呼びかけていれば、読者はそれを実践して、あなたのアドバイスが有効だとわかり、これからもあなたの記事を読んでくれるからです。
そして、魅力あるコンテンツになるために記事に盛り込めなければならない要素は次のものです。
【記事に盛り込むべき7要素】
- 注目に値する・・・価値のあるものだと読者に思ってもらう
- 興味深い
- 引用できる統計データ・・・ひとは誰かに関心を引くような話をいくつか持っておきたいものです
- 面白い
- 難しい事柄をやさしく説明している
- 感動させる
- 秘密の共有・・・読者とあなただけの情報をもっていることであなたへの親密度が上がる
基本的な記事の構成を踏まえながらも、本文に上記のような要素が含まれていると、あなたの記事はより読まれるコンテンツになるでしょう。
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