会員制リゾートの選び方~人気ランキングは参考になる!?

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『会員制リゾート』の入会を検討しているとき、もっとも参考にしたいのがインターネットや雑誌で提供されている比較ランキングや人気投票だと思います。

比較ランキングや人気投票はある程度の傾向を理解するには参考になるかも知れませんが、会員制リゾートの会員権は大きな買い物なのでそれだけを基準にするには十分ではありません。

では、いったいどのようなポイントに気を付けて選べばよいのでしょうか!?

会員制リゾートの比較サイトや雑誌の特集にはどのようなものがあるのか!?

『会員制リゾート』の入会を検討している初期段階では、インターネット上の会員制リゾートホテルの比較サイトや雑誌の特集記事は参考になると思います。

では、いったいどのような比較サイトやこれまでに特集された雑誌にはどのようなものがあるのかみていきましょう。

会員制リゾートの比較サイト『会員制リゾート比較ナビ』

【会員制リゾート比較サイト】『会員制リゾート比較ナビ』

出典:https://resort-member.com/

サイトの運営元は『比較市場』というところで、全国で当サイトに掲載されている会員制リゾートの利用経験がある男女254人にアンケートをとりその結果にもとづいてランキング形式で各施設を比較したものです。

比較した結果はこちらから見ることができます↓

https://resort-member.com/

このランキング結果に異論を唱えるつもりはありません(多少は異論を唱えたいです。例えば、リゾートホテルの施設面としての充実度からいえば『リゾートトラスト』の『エクシブ』が一番であるはずです)。

私自身こちらのサイトは参考にしているので、あなたが会員制リゾートホテルにはどのようなものがあるのか知るためには大いに参考になると思います。

ただ、実際に会員制リゾートホテルを選ぶ際にはもう少し違った視点が必要になると思います。少なくとも、私が期待する『リゾート施設像』に共感を持っていただける方には・・・。

私がリゾート施設に期待するものとは、そしてあなたにその価値を知ってほしいと思っているところとはこのようなものです。

>リゾートとは!?観光地との違い!何もしないをしに行くところ

そのため、大手の会員制リゾート施設を展開しているところばかりがランキングの上位を占めるランキング結果だけでは判断しきれないところがあるのです。

会員制リゾートの雑誌の特集記事『ニッポンのリゾート』

過去に出版された雑誌の中で『会員制リゾート』の『教科書的な存在』である特集記事が『週刊ダイヤモンド』の『百花繚乱 ニッポンのリゾート』です。

出典:アマゾン

現在では、この雑誌の特集記事は、電子書籍として購入することができます。

百花繚乱 ニッポンのリゾート
長らくリゾート後進国といわれてきた日本。 だが、状況は一変した。 グランピングや“動くリゾート”など新しいジャンルが誕生し、 異業種や外資ホテルの参入も相次ぐ。 日本独自の文化を生かした小規模旅館も健在だ。 気が付けば、日本は個性あるリゾートの百…

こちらの雑誌の特集は旅のプロが厳選した国内のリゾートホテルをランキング形式で紹介したものなので、これから『会員制リゾートホテル』を検討している方には大いに参考になることでしょう。

ただ、人気投票やアンケートによって得られた得票数や順位というのは、平均的な人が好ましいと思っている結果だということです。

この『百花繚乱 ニッポンのリゾート』とで各界の著名人のインタビュー記事に『新国立競技場』やリゾート施設の設計を担当した建築家の『隈 研吾』氏の記事が載っていました。

彼は『日本のリゾートを設計するときに重視されることはありますか?』の問いに次のように答えました。

リゾートの建築は人の五感全てに訴えるようなものでなければいけません。

リゾートは完璧なものを目指しちゃいけないんです。そのリゾートの波長に合う人が行けばいいんですから。

あなたは統計的に上位にある施設を選ぶことよりも、自分のニーズを満たしてくれる施設を選ぶ必要があるのです。

統計とは、非現実的なものです。実際にはそんな人は存在しません。

例えば、『百花繚乱 ニッポンのリゾート』の特集記事では『誰がお金を落とすのか?リゾート利用者図鑑』なる章が設けられていました。

観光業界者の方を取材して典型例を9つの例にまとめたとありましたが、子どもたち3人が独立して夫婦ふたりだけのくらしになった私たち夫婦はこの例でいうと確実に『③しっとり高齢夫婦』に分類されると思います。

まだ、60歳手前で高齢といわれるのもなんですが、この『③しっとり高齢夫婦』は次のような生態の解説付きで紹介されていました。

『ホテルにずっと滞在というよりは、周囲の名所旧跡やグルメを年齢に負けずに熱心に巡る傾向にある。文化にも関心高し。』

『文化にも関心高し』と多少褒められているところもあるので嬉しいような気もしますが、典型例としてもずいぶん見くびられていると感じました。

まず、リゾート施設の最大の魅力としてそこに滞在することにあると思っています。第一、名所旧跡巡りを楽しんだら後はホテルに寝に帰るだけじゃないですか。これでは、『リゾートホテル=宿泊施設』というレッテルをホテル業界自ら貼っているようなものではないでしょうか。

リゾートとは人の五感全てに訴えるものではなかったのでしょうか!?

会員制リゾートは何を基準に選んだらよいのか!?

ちょっと失礼な言い方になるかも知れませんが、会員制リゾートホテルの施設側も顧客になるお客さまを選ぶ基準を明確にした方がよいと思います。

これは、決して『富裕層だけをターゲットにした方がよい』ということではありません。

ホテルの宿泊施設や温泉施設を豪華にし、豪華な食事を提供したら会員の満足度は高くなるかも知れませんが、そのような施設は入会金や年会費も高額になり多くの人にとっては手の届かない存在になることでしょう。

さきほどの建築家の『隈 研吾』氏のインタビューにもあったように『そのリゾートの波長に合う人に来てもらえればいい。』のですから、提供側もこのリゾート施設の周波数はいくつですとはっきり示してもらえると選ぶ方も助かります。

逆に、それをはっきり示すことができないのなら、いくら『宿泊費や食事代は会員価格で提供します。』といったお得感をアピールしても会員は集まってはこないでしょう。

ですから、自分に本当に合った『会員制リゾートホテル』を選ぶときには、あなたが望むメリットをリゾートホテル側はしっかりと提供してくれるかということが大事です。

しかし、残念なことにリゾートホテル側のそうした情報は十分に潜在的な顧客に届いていないといのが事実です。インターネットで検索しても検索結果に出てくるところは資金力を武器に広告費を十分使える全国展開している大手リゾートホテルが大半です。

会員制リゾート施設をその規模で選んでいませんか!?

会員制リゾート施設を規模をみる数字として、『客室数』というものがあります。当然『客室数』が多ければそれに付随した付帯施設の規模も大きくなるわけです。

リゾート施設の規模が大きくなるとそれだけ立派な施設になると想像できますが、実際にそこでリゾートライフを送る際に規模が大きければそれだけ快適な時間を過ごせるといえるでしょうか!?

私個人の感想から言えば、客室数が200室ある大規模なリゾート施設で豪華な食事をしていたとしても200名が同じ食事を提供されていると思うと、『特別感』はあまり感じません。

本当の贅沢というものはもっと別のところにあるような気がします。

リゾート施設の規模と快適さを詳しく説明した記事はこちらから↓

>リゾートホテル客室10室と客室200室同じサービス水準ならどちらのホテルの方が贅沢!?

全ての人にではなくあなたに満足してもらえるリゾート施設

今後は、全ての人にではなく会員制リゾートホテル側が滞在してもらいたい人に満足してもらえるリゾート施設をどう作っていくかが問われると思います。

全ての人に満足していもらえる空間を作ろうとしたらあらゆる設備を豪華にして、豪華な食事を提供し、全国の主要な観光地にいくつもホテルを構えるなどの膨大な投資を必要とすることでしょう。そうなると、必然的に会員価格や年会費も高額になり、会員にとっては自分に必要でないサービスの部分にまで費用を負担しなければならなくなってきます。

それに、そんなこてこてのリゾート施設は誰も望んでいないし、きっと居心地もよくないはずです。私自身あまりに豪華な施設や調度品はかえって落ち着かないし、くつろげないと感じます。

これから紹介するリゾート施設は、全ての人ではなくあるコンセプトに共感をもった顧客のみに高い満足感をもってもらえるリゾート施設です。そのため、『会員リゾートホテル人気ランキング』には登場することはありませんが、そのサービスを望んでいる方にとっては熱狂的に歓迎されるはずです。

KIARAリゾート&スパ浜名湖

静岡県奥浜名湖に位置する完全会員制リゾートホテルです。会員以外の方は、ホテル内のレストランのみランチやアフタヌーンティーの時間帯のみ利用可能です。

『KIARAリゾート&スパ』は、会員制ウェルエイジングリゾート施設です。健康と美を維持・持続していくことを目的としたリゾート空間です。『ウェルエイジング』というのは、『アンチエイジング』に対する造語で、よりよく健康を維持していくという意味です。

こちらのリゾート施設がどれほど健康維持について考慮されているかというと、リゾート施設には珍しいリゾート施設専用の『クラブドクター』を置いているということです。定期的にクラブドクターやクラブドクターの知人のドクターから会員に向けた『健康セミナー』を開催しています。

さらに、リゾート施設内には最先端の予防医学を取り入れた健康チェック『ORIONバイオスキャン』や『高気圧酸素カプセル』の設備が常備されています。その他、トレーニングジムも完備されパーソナルレッスンを受けることができます。

出典:https://kiara.jp/facilities/orion-bioxy-system/

もちろん、ホテルの各施設のグレードも高く食事も申し分ないクオリティ―です。

出典:https://kiara.jp/facilities/le-salon-de-luxe-vip/
出典:https://kiara.jp/restaurant/fos/

『KIARAリゾート&スパ』の体験宿泊ができます。詳しくはこちらから↓

一日宿泊体験のご案内|会員権システム販売事業・各種会員権販売|事業案内|株式会社 N.F.C
株式会社N.F.Cは「一期一会」の精神を元に、お客様との出会いに感謝し、リゾートライフのご提案を通して、お客様と大切な時間を共有したいと考えています。人生に安らぎと潤いを与えるリゾートライフスタイル。N.F.Cがご提案します。

いきなり『体験宿泊』するのも不安な方もいると思いますので、私がこの施設を『体験宿泊』したようすを簡単にまとめましたので参考にしてください。

>会員制リゾートホテルの会員になるには?体験宿泊『マグナリゾート』浜名湖!

クラブハウスリゾート『時空庵』

『クラブハウスリゾート時空庵』は、静岡県伊豆の松崎町にある『大人の隠れ家』というコンセプトのリゾート施設です。

出典:http://www.jiku-an.com/

『何もしない贅沢 遊び尽くした大人の隠れ家』というキャッチフレーズがいいですね。特に『何もしない贅沢』というのがリゾートの本質をよく表した言葉だと思います。

出典:http://www.jiku-an.com/facilities/

松崎町は西伊豆にあたる地域で、自然が作り出した伊豆半島の海岸線の地形は絶景です。また、駿河湾に沈む夕日は息をのむほど美しくそれ自体がりっぱな観光資源です。『五感から癒される空間』という当施設のコンセプトからすれば、プールやテニスコートなどの付帯施設はかえって邪魔になるのかも知れませんね。

出典:http://www.jiku-an.com/guidance/

『クラブハウスリゾート時空庵』の空間は『和風建築にバリのテイストがスパイス』というように心地よい落ち着きをもたらしてくれます。15歳以下の入館制限など他のリゾート施設ではとうていできない制約を思い切ってとれるのも、当施設のコンセプトを大事にしている証といえるでしょう。

『クラブハウスリゾート時空庵』の詳しい情報はこちらから↓

『クラブハウスリゾート時空庵』

あなたは、『クラブハウスリゾート時空庵』のホームページの『会員システム』のページにある『入会金』と『年会費』をみて驚いたことと思います。1桁違うんじゃないかと思ったかも知れません。このリゾート体験をこの価格で実現できるのは、コンセプトを決めターゲット顧客を絞りこんだからです。

ただ、こちらの施設は残念なことに経営者が高齢化を理由に新規の会員を募っていませんので宿泊体験も提供されていません。

リゾート施設に『総合デパート』のようなサービスを求めず、あなたが心から満足できるサービスだけを提供するリゾート施設を選びましょう(^^♪

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