ブログを毎日更新してもアクセスが集らないというのは、市場の選定が誤っているもしくは記事のコンテンツが読者の役に立つものになっていないというのが原因です。
しかし、十分なアクセスを集めているのに、商品の制約に至っていない(いわゆるコンバージョン率が低い)というのは効果的な広告活動やセールス活動がなされていないというのが原因でしょう。
では、どうやったら見込客にあなたの求めている行動(商品・サービスの購入)を起こしてもらえっることができるのでしょうか!?
売れる広告とは!?
『売れる広告』とはどのようなものでしょうか!?
この問題について『セールスライター』や広告担当者は長年の間その答えを探し続けてきました。
時代の移り変わりに伴い『売れる広告』の定義が変わってきました。モノが売れない時代の広告はただマスメディアを使って大量のコマーシャルを流す従来の広告のスタイルに疑問を持つようになってきました。
売れる広告とは!?顧客との信頼関係を築くもの
あなたは『広告』と聞くと見込客に商品やサービスを買うように説得するものだというイメージを持っているかも知れません。
あなたもそうだと思いますが、人は誰から説得されることを非常に嫌がるものです。できることなら、商品やサービスを購入するときに自分の判断で選んだと思いたいものです。
広告のプロは意外にもよい広告というものは相手を言葉巧みに言い負かすのではなく、見込客との信頼関係によるものだと主張しています。
人を説得して商品を買ってもらうのが苦手という方も、人と信頼関係を築くことに抵抗がある人は少ないでしょう。
もちろん『セールスライティング』における見込客に商品を買ってもらうテクニックはたくさんあると思いますが、見込客との信頼関係がなければそれは失敗に終わる可能性が高いでしょう。
それについては、『ジェイソン・ハリス』氏の広告に関する本『ソウルフルネス』で次のように説いています。
説得力とは、あなたの個人の性格や人柄の上に成り立っている
言葉巧みに相手を説得したり、議論で相手を打ち負かす必要はないのです。
彼自身も広告代理会社のCEOを長年務めていて売れる広告を世間に送り出してきた広告のプロ『ジェイソン・ハリス』氏が語る売れる広告について詳しくみてみたい方はこちらからどうぞ↓↓
>売れる広告とは?商品を買ってもらうためには説得しなければならないのか!
商品を売る前にまず自分を売り込め!
顧客との信頼関係を築くという意味では、商品・サービスを売る前にあなた自身を売り込むことが必要です。
自分を売り込むなんて強いセルフイメージが必要になると尻込みをしてしまいそうですが、ネットなどの顔が見えない商取引では、買い手に信用されることが重要です。
見込客はなぜこの商品を買うべきなのかと考えると同時になぜ『あなたから買うべきなのか』という重要な問いに答える必要があるからです。
保険商品のようにどのセールスマンから買っても同じ契約内容なのによく契約を取るセールスマンと全然契約がとれないセールスマンがいるのは、顧客が『この人から買いたい!』と思わせる何かがあるからです。
それは、相手が自分の話をよく聞いてくれる、人柄が良い、専門知識があるといった属人的な理由からです。
『ジェイソン・ハリス』氏は契約をとりことよりも顧客との長期てな信頼関係を築くことが大切である理由を次の記事で詳しく説明しています↓↓
>売れる広告とは?契約をとることよりも長期的な信頼関係を築くことが大事
商品を売るためのセールス技術!
見込客に商品・サービスを販売するためにまず顧客との信頼関係(それも長期的な)を築くことが大切であるという前提に立って、商品を売るためのセールス技術をご紹介したいと思います。
その前に消費者が商品を買うときの購買心理を理解する必要があります。
消費者はときどき『経済的合理性』に反する不思議な購買行動をとることがあります。
消費者は欲しいものを買う。必要なものは買わない。
消費者は感情でものを買う。後で理性でそれを補う。
つまり消費者の購買行動は感情によるところが大きく、あなたは見込客の理性ではなく感情的な部分に働きかける必要があるということです。
消費者の痛みを知ることが説得につながる!
商品・サービスを売り込むときによく言われるのが『商品の機能を語るのではなく、顧客へのメリットを語れ!』ということです。
これは、意外にできていないことです。セールスレターや企業のホームページを見ても意外に自社の製品の特長に終始しているものが多いです。
見込客は、商品やサービスの特徴にそれほど関心があるのではなく、自分にとってどんなメリットがあるのかに関心があるのです。とりわけ今見込客が困っていること、何とか解決したいと思っていることに関心があります。
そのことについて、詳しく説明しているのが『クリストフ・モリン』氏と『パトリック・ランヴォワゼ』氏による共著『売れる脳科学〜レプティリアン脳に売れ!』です。
彼らは、消費者の痛みを知ることが見込客を説得するのに大事であると説いています↓↓
>なぜ消費者の痛みを知ることが見込み客の説得に重要なのか~脳科学マーケティング
あなたに合った説得のスタイルをみつけよう!
説得というと、ゴリゴリと押しの強いセールスマンをイメージする人もいると思いますが、あなたもそんな声の大きな押しの強い人に無理やりなる必要はありません。
『G・リチャード・シェル』氏と『マリオ・ムーサ』氏は、『味方を増やす「口説き」の技術』という著書で、説得のスタイルを次の5つタイプに分類しています。
先にあげた押しの強い人の説得スタイルもあれば人間関係を重視した説得スタイルもあります。
あなたに合った説得スタイルを見つけてみましょう↓↓
>説得の技術:交渉だけが説得ではない!あなたに合った説得スタイルとは?
説得には物語りの力を活用しよう!
よく『セールスレター』を書くときにも相手を説得するには物語りの力を使うのが有効だと言われています。
なぜ、物語りの力を使うことが有効なのか『ドナルド・ミラー』氏の言葉を直接見てもらった方がよいでしょう。なぜなら、彼はその著書『ストーリーブランド戦略』でセールスにおいて物語りを語る有効性を説いた提唱者だからです↓↓
>ストーリーブランド戦略!なぜこの手法が読者の注意を引きつけるのか!?
物語りを語る上での鉄則は、物語りの主人公はあなたではなく見込客であるということです。ですから、セールスレターにおいてもブログの記事においてもあなたのことを長々と書いてはいけません。
物語りでは、見込客の問題について気づかせて、その問題を解決する方法を示さなければなりません。しかも、その方法は見込客自身が自分で気づいたと思ってもらえるように上手く導いてあげることができればなお効果的です。人は他人から説得されることを嫌うからです。
読者や見込客との長期的な信頼関係を築き、わかりやすい形で彼らの問題の解決方法を示せば、あなたの望む通りのことをもっと簡単にしてくれるようになるでしょう。
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