【公文式】東大合格者続出の受験ドラマ『ドラゴン桜』の共通点!

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2021年4月25日より、『阿部寛』さん主演の日曜劇場『ドラゴン桜』がスタートしました。これは週刊漫画誌『モーニング』に2018年より連載された『ドラゴン桜2』を原作としたものです。そして、これを機にドラゴン桜』と関わりの深い『佐渡島庸平』さんと『西岡壱誠』さんによるこれからの社会で活躍するために重要な子ども時代の学習法についての対談が行われました。

出典:https://natalie.mu/eiga/news/420559

その対談では、『ドラゴン桜』と『公文式』との間に多くの学習方法に関する共通点があるということがテーマにあげられていました。どんな共通点があるのか見ていきたいと思います。

『ドラゴン桜』とは!? 制作者の横顔に迫る!

『ドラゴン桜』と『公文式』との共通点にふれる前に、今回の対談者の簡単な紹介をしていきたいと思います。

それにはまず、『ドラゴン桜』がどのような漫画であるのか簡単に説明したいと思います。

『ドラゴン桜』とは?

『ドラゴン桜』とは、弁護士『桜木憲司』が、平均偏差値36の学校の生徒を、1年で東大へ現役合格させるプロセスを追った漫画です。『桜木建二』は東大合格者を見送るシンボルとして、校庭に桜の木を植えるのですが、学校名の『龍海学園』の『龍』をとって『ドラゴン桜』と呼ばれるようになりました。

対談者『佐渡島庸平』氏のプロフィール

『佐渡島庸平』さんは『ドラゴン桜』『宇宙兄弟』などの大ヒットマンガを世に送り出し、現在はクリエイターエージェンシー『コルク』を経営する編集者です。1979年生まれで中学時代は南アフリカ共和国で過ごし、灘高校から東京大学文学部に進学されました。南アフリカ時代に公文式を学び、公文式の教材と教科書だけで超難関校の灘高校に合格された公文OBです。

対談者『西岡壱誠』氏のプロフィール

『西岡壱誠』さんは『ドラゴン桜2』の制作に携わり、自身もオリジナルの勉強法で東大に合格したいわゆる『リアルドラゴン桜』のおひとりです。『西岡壱誠』さん自身も偏差値35から二浪の末、東大に合格した経験がおありのようです。二浪で東大受験をめざしていたときに東大模試で全国4位という成績を残しています。

対談の主な内容

今回の『特別対談』の内容は『子ども時代の学習法が決め手に「やりぬく力」「高度な学力」で未来を拓く』というテーマで行われました。

『ドラゴン桜』のテーマが『平均偏差値36の学校の生徒を、1年で東大へ現役合格させる』だけにおふたりの対談が子ども時代の学習方法が決め手といっているところが興味深いです。

出典:https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/64922

今回の対談のテーマが『未来を拓く』ということですが、おふたりは『未来』=『これからの社会』をどのようにとらえているのでしょうか。これからの社会を位置づける言葉に『不確実性』というものがあります。また正解の見えない社会であるため暗記力よりも考える力が問われると言っています。その考える力を養うためには子ども時代の基礎学力、しかも高度な基礎学力が重要であるということです。

『ドラゴン桜』と『公文式』の共通点!

この対談で『子ども時代の学習法が決め手になる』ということでおふたりは『ドラゴン桜』と『公文式』の学習方法の共通点をいくつかあげていました。『学習方法』というよりも『学習理念』といった方がいいかも知れません。ここであえて『教育理念』と言わないのは、『ドラゴン桜』も『公文式』も『教える』というよりも子どもたちが自分で『学ぶ』ことにどう寄り添っていくのかに重きを置いているからです。

算数・数学では『計算力』を重視!

『西岡壱誠』さんは東大の数学の入試問題では『四則演算が500回以上必要になるが、それを1回でもミスするとアウト』とおっしゃっていました。東大の数学の問題でも『計算力』がとても重要であることを強調していました。『ドラゴン桜2』では小学2年生まで戻って、計算問題を解いたほうがいいという話が登場しますが、『西岡壱誠』さんもそれに近いことをしたということです。

出典:アマゾン

これは公文式の算数と数学の学習方法の原点と一致します。『公文式の算数・数学は計算問題ばかりで図形や証明問題を扱っていないので不十分』という意見がありますが、確実な計算力があれば東大入試にだって通用します。公文式の学習は100点をとらないと次の教科に進めないので、あやふやな理解のまま次に進むようなことがないため確実な計算力が身につきます。

実は『国語』の教材が秀逸!

『公文式というと算数・数学が有名だけど、実は国語の教材が秀逸だと思っている。』

これは、『佐渡島庸平』さんの言葉です。さすが、公文式のOBで東大合格者ということもあって『公文式』の『教材』のよさをよく理解されていると感心しました。公文式の国語学習のポイントは『要約』です。『佐渡島庸平』さんは『言い換え』という表現をしていましたが主旨は同じです。公文式の国語の学習ではこの要約の作業を小さい頃から行います。教材が進むにつて文章は高度になっていきますが要約という作業自体は同じです。

これを『ドラゴン桜』では『内容なんかわからなくても、問題は解けるんだ』と言っています。

出典:https://nnn.ed.jp/news/blog/archives/10675.html

『佐渡島庸平』さんは、『入試問題の文章を読んで意味がわからない箇所があっても、文章の構造から答えを探し出すことができるので、時間が足りなくなることがない。文章を構造物として捉える癖がついていると、読解力も相当身につくと思う。』と語っていました。

『要約』という作業は『読解力』を身につけるのにはとても有効な作業なのです。

公文式に『社会』と『理科』がない理由

『佐渡島庸平』さんと『西岡壱誠』さんの対談では、『どうして公文式には(国語、算数・数学、英語)があるのに「理科」と「社会」がないの?』という話がでてきましたが、それはどうしてでしょうか!?

その疑問に関しては『佐渡島庸平』さんが次のように答えていました。

国語の文章で全ての教科の内容に触れるから。公文式の国語を勉強していると、小学校高学年レベルで、文学だけではなく、自然科学や社会科学をテーマに扱った、けっこう難しい文章が出てくる・・・算数・数学と英語、国語ができるようになると、世の中のすべてが学べますよということで、徹底して基礎学力の習得を大切にしている教育団体だと思う。

前半部分の公文式の『国語』の教材で『自然科学』や『社会科学』をテーマにしたものを扱っているというのは事実です。重要なのは『国語』の教材で『要約』により、みっちりと『読解力』を身につけているので『理科』や『社会』などの他の教科の勉強も学習する上でとても有利にはたらいているということです。よく算数の文章題が苦手な子がいますが、実は読解力に問題がある場合がほとんどです。また、読解力は理科や社会の他の教科だけではなく、大人になってから資格試験の勉強をする上でもとても重要な要素になってきます。

公文式

また、後半部分の『算数・数学と英語、国語ができるようになると、世の中のすべてが学べますよ』という言葉は非常に含蓄のある言葉で『佐渡島庸平』さんは感覚的にお話されているのだと思いますが、とても的を射た表現です。

ちょっと専門的な教育の話になりますが、国語と算数と英語は『用具教科(道具教科)』といって他教科を学習するうえでの『用具』となる言葉・文字・計算などを学ぶ教科であると言われています。一方の理科と社会は知識内容の学習を主とする教科で『内容教科』または『知識教科』と呼ばれています。

公文式の学習ではこの『用具教科』の方の力点が置かれていて、反復練習をすることによって『用具教科』の学力が向上していくと考えられています。そもそも公文式では『教える』ということはせずに子どもが自ら『学ぶ』という『自学自習』のスタイルをとっているので、『用具教科』の学習で身につけた学力があれば『内容教科』の学習も自分でできるというわけです。

また、難しく考えなくても、公文式の学習で『用具教科』の『国語』、『算数・数学』、『英語』の圧倒的な学力が身についていれば、『内容教科』の学習に時間を割り当てることができるので受験にも有利であることは間違いありません。

それでも、もっとも大切なことは『佐渡島庸平』さんと『西岡壱誠』さんの今回の対談でのテーマである『これからを生きる子どもたちへ』どう生きるか!どうやって未来を切り拓く力を身につけさせることができるかということではないでしょうか。

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